Trusted Wireless 2.0

長距離を簡単に効率的にカバー

Trusted Wireless 2.0のロゴ

Trusted Wireless 2.0:産業用ワイヤレステクノロジ

フエニックス・コンタクトが所有権を持つTrusted Wireless 2.0ワイヤレステクノロジは特に産業用途向けに開発されました。センサ/アクチュエータ情報をワイヤレスで転送したり大規模システムの小~中容量データを送信する場合に特に適しています。見通し距離があれば2台のワイヤレスデバイスが数百m~数km離れていてもカバーします。

このように、Trusted Wireless 2.0はセンサネットワーク専用テクノロジのWirelessHARTとワイヤレスLAN高速テクノロジの差を縮めています。

さまざまな設定オプションがあり、関連アプリケーションの要件に適合させることができます。フエニックス・コンタクトの産業用Radiolineワイヤレスシステムにはこのテクノロジが使用されています。

特長

Trusted Wireless 2.0ではいわゆるFHSS(周波数ホッピング)方式を使用します。このテクノロジでは全周波数帯域から127チャネルを選び、疑似ランダムパターンベースでホップします。この結果、通信の堅牢性が向上します。

このためTrusted Wireless 2.0はさまざまなワイヤレスシステムの共存管理を極めて良好に行うことができます。異なるRF(無線周波数)帯を使用し、複数のTrusted Wireless 2.0システムを並列で運用できます。特定のチャネルを選択的にブロックするオプションもあり(ブラックリスト化)、たとえば性能限界なしでWLANシステムを並列で運用することもできます。

Trusted Wireless 2.0などの専用テクノロジではプロトコルはパブリックで利用できず基本的に攻撃からの保護に極めてすぐれています。またセキュリティメカニズムが実装されており、128ビットのデータ暗号化により理論上は傍受可能だったデータパケットを解読不能にします。整合性を検証して送信者の信頼性を確認し、改変されたメッセージを拒否します。

電波を壁や他の障壁物を通して伝送するとシグナルが弱くなります。周波数が高いほど減衰は大きくなり、たとえば2.4 GHzのシグナルは868 MHzや900 MHzのシグナルよりも減衰が大きくなります。

868/900 MHz帯の送信パワーは大きく、2.4 GHz帯よりも長距離をカバーします。2.4 GHz帯の送信時間は868 MHzや900 MHz帯よりも短く、データスループットは高くなります。一方2.4 GHz帯では極めて多くの周波数が利用でき、無線によるデータ伝送速度を高めることができます。さらに2.4 GHz帯では868 MHz帯のようにデューティサイクルに関する法的制限はありません。

フエニックス・コンタクトのRadiolineワイヤレスシステムは868 MHz(欧州、南アフリカ)、900 MHz(北米、南米)、2.4 GHz(全世界)向けのワイヤレスモジュールで構成されています。

分散型ネットワーク管理

親-子ゾーンの分散型ネットワーク管理  

親-子ゾーンの分散型ネットワーク管理

WirelessHARTやZigBeeなどのテクノロジではネットワークを中央で管理する方法を使用します。これはすべてのメッセージが中央のマスタを通過することを意味し、ワイヤレスネットワークトラフィックが極めて大きくなります。

一方でTrusted Wireless 2.0は分散型ネットワーク管理を使用しています。このためワイヤレスネットワークにいわゆる親-子のゾーンが構築されます。上位ワイヤレスモジュールを親、親に接続するモジュールを子と呼びます。

すべてのネットワーク管理は親-子ゾーンでおこない、中央のマネージャを通る必要がありません。こうしてネットワーク全体のメッセージトラフィックを減少させ、データ交換を加速します。

柔軟な適合性オプション

Trusted Wireless 2.0にはワイヤレスインターフェースのデータ速度を設定するオプションがあり、受信側の感度を上げることができます。データ速度が遅ければ高速の場合よりも通信可能距離がずっと長くなります。このため、ユーザーはアプリケーションと必要な距離に基づいて適切な設定を選択できます。

フエニックス・コンタクトのRadiolineワイヤレスシステムでポイントツーポイント接続、スターネットワーク、メッシュネットワークを簡単に柔軟に構成してI/Oシグナルやシリアルデータを伝送します。RadiolineではModbusプロトコルを用いて組込みのRS-232およびRS-485インターフェースからI/Oモジュールとコントローラを直接接続することもできます。

アプリケーション例

Trusted Wireless 2.0およびRadiolineワイヤレスシステムはシリアル制御データやアナログまたはデジタルI/Oシグナルを送信するために特に産業用途向けに開発されました。この組合せは上下水道やプロセスエンジニアリングなどの大規模システムで使用するのに特に適しています。

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