サージ保護と雷保護
サージ保護とは、スイッチング動作や落雷によって生じる過度な過電圧から、システムや電気機器を保護することです。効果的な雷保護戦略では、内部と外部の雷保護を組合わせます。システムの電源、データ、信号を保護しましょう。内部雷保護戦略の一環として、当社の多様な製品シリーズから信頼性の高いサージ保護ソリューションをご使用下さい。
詳細情報特長
- 幅広い製品ラインアップであらゆる一般的なアプリケーションと信号を保護
- 幅広いアプリケーション分野―あらゆるアプリケーション向けの設計と接続テクノロジ
- スリム設計により省スペースで低コストの設置を実現
- クラウドベースの監視またはプラグ式保護機器の予測試験により、状況を事前に把握
新製品
サージ保護のアプリケーション分野
保護回路の原理と保護コンセプト
保護回路の原理と保護コンセプト
雷保護およびサージ保護の保護コンセプトを計画して、すべてのケーブル、機器、およびシステムが保護されるようにしてください。
保護回路の構造は次のように簡単に図解できます。
保護する対象を中心に想像上の円を描いてみます。ケーブルが円と交差して円内に入るすべての場所にサージ保護機器を設置する必要があります。これにより、保護回路内のエリアには過電圧が伝わらないので保護されます。
保護コンセプトを計画する際には、次のアプリケーション分野を考慮してください。
- 電源
- 計測制御テクノロジ
- IT
- 送信機と受信機
「効果的な保護回路」は連続的なサージ保護を担保するのに役立ちます。
サージ保護規格
サージ保護に関しては、どのような規格を順守する必要があるでしょうか。
国内外の規格により、雷保護およびサージ保護のコンセプトの確立、ならびに個々の保護機器の設計に関するガイドが提供されます。地域やアプリケーション分野によって異なります。包括的な規格は雷保護規格IEC 62305. に記述されています。落雷の際の保護措置と、保護コンセプトの必要性、範囲、コスト効率性に関する広範なリスク解析が記述されています。