配管保護用絶縁スパークギャップ

絶縁スパークギャップ

絶縁フランジを過電圧による損傷から保護するために絶縁スパークギャップを使用します。エラー、ダウンタイム、配管の漏れも防ぎ、火花の影響を受けやすい絶縁フランジを保護します。絶縁スパークギャップは、雷保護等電位ボンディングを保証し、過電圧を安全に放電します。このため配管のスムーズな動作が確保されます。

特長

  • 最高レベルの雷撃電流容量クラスHで、最大限の保護
  • 耐腐食性に優れていて、厳しい環境条件でも高い耐久性
  • フランジの絶縁キットに合わせたスパークオーバー電圧で、最適な保護
  • 国際的に認められている認定により、防爆エリアで汎用的に使用可能
絶縁スパークギャップを接続した絶縁フランジ

絶縁スパークギャップを接続した絶縁フランジ

パイプラインの雷保護等電位ボンディング

配管を低コストで運用するには寿命の長さが不可欠です。防錆には能動的な防食システムが使用されています。このシステムを通常運用する場合、金属製の配管を接地電位から絶縁する必要があります。

保温筒と絶縁フランジを過電圧による損傷から保護するために絶縁スパークギャップを使用します。過電圧が発生すると絶縁スパークギャップのインピーダンスが下がり放電が生じます。こうして雷保護等電位ボンディングが実現します。最高レベルの雷撃電流容量クラスH(IEC 52561-3準拠)で大きな雷撃電流であっても決められた経路を通じて安全に接地放電されます。

取付けアクセサリ付き絶縁スパークギャップ

取付け具のある絶縁スパークギャップ

インパルス耐性接続

落雷時は非常に大きな電流が部品を通じて放電されるため、アクセサリもこの負荷に確実に対応する必要があります。

このためフエニックス・ コンタクトの絶縁スパークギャップFLT-ISG…を接続するすべてのアクセサリは放電に対応する設計となっています。

絶縁スパークギャップを取り付ける際は、防爆エリアでのスパーク災害を避けるために試験済みのアクセサリを使用します。