ネットワーク設置―パッチパネルと絶縁体からSPFモジュールまで

ネットワーク設置 - パッチパネル、PoEスプリッタ、ネットワークアイソレータから、SPFモジュールまで

フエニックス・コンタクトはネットワークをご自身で構築するお客様のお役に立ちたいと考えます。銅線、光ファイバ、高速コネクタ―フエニックス・コンタクトは現場での柔軟な設置用に、パッチパネルやPoEインジェクタ、PoEスプリッタ、アイソレータ、冗長化モジュールなど、必要な部品をすべて提供します。

1つのDINレール上の3つのイーサネットパッチパネル

パッチパネルにより制御盤と現場間の安全な接続が確保されます。

イーサネットパッチパネル 安全な接続を高速化

イーサネットパッチパネルにより現場配線と制御盤配線間をすばやく簡単に接続できます。保護された配線スペースでは、IDC式、Push-in式またはねじ式接続により、フィールドケーブルの取付けが簡単になります。

ケーブルシールドを工具を使用せずにすばやく簡単に接続することができ、同時にストレインリリーフも確保します。このため取付け時の時間が大幅に短縮されます。

これらのインターフェースモジュールは、サージ保護機能およびシールド電流監視機能を搭載したバージョンもオプションとしてご利用いただけます。

PoEインジェクタ:簡単で信頼性の高い供給

PoEインジェクタはご使用のネットワークにデータとパワーを確実に供給します。

PoEインジェクタ 信頼性の高い簡単な供給

Power over Ethernet(PoE)インジェクタは、共有ケーブルを介してカメラなどのリモートイーサネット機器にデータとパワーを供給するために使用できます。コンパクトなスタンドアロンソリューションが最大60 ワットのさまざまな性能クラスでご利用いただけます。

PoEインジェクタには、RJ45ジャックの他に、フィールドケーブルと組込みサージ保護機器の代替接続テクノロジがあります。これにより接続された末端機器は保護され、システムの可用性が向上します。

PoEスプリッタFL PD 1001

PoEスプリッタは電源とデータをローカルに分離します。

PoEスプリッタ ローカルでデータと電源を分離

PoEスプリッタを使用すると、非PoE対応末端機器をリモートステーションに簡単に、かつコスト効率良く設置することもできます。WLANまたはBluetoothアクセスポイント、コントローラ、I/Oステーションなどの場合、PoEスプリッタはデータと電源をローカルで分離して、これらを別々に利用可能にします。このようにして、非PoE対応ネットワーク部品であっても、費用対効果が得られ、PoEソリューションの配線が容易になります。

ネットワークの電気的絶縁のためのネットワークアイソレータ

ネットワークアイソレータによりご使用の末端機器が保護されます。

ネットワークアイソレータ ネットワークの電気的絶縁用

産業用環境で干渉フリーのデータ伝送をする場合は常に電位差が問題になります。銅線によるイーサネットネットワークではFL ISOLATORを使って電気的に絶縁します。

最大4 kVの高品質な絶縁で、ご使用のイーサネット機器とインターフェースを保護することができます。これによりイミュニティが非常に高くなります。

FL ISOLATORは、オプションとしてM12接続テクノロジや壁面取付け用ケースもあります。

SFPモジュール:グラスファイバテクノロジの柔軟な使用

フレキシブルなグラスファイバ伝送用のSFPモジュール

SFPモジュール グラスファイバテクノロジの柔軟な使用

SFP(Small Form-Factor Pluggable)モジュールを使用すると、イーサネットスイッチのSFPポートを柔軟に使用できます。シングルモードまたはマルチモードの伝送、Fast Ethernetまたはギガビットなど、フエニックス・コンタクトはご使用のアプリケーションに適したSFPモジュールを提供します:

  • 銅線およびFO伝送(シングルモードおよびマルチモード)
  • 最大伝送距離80 km
  • WDMテクノロジによる単一ファイバ伝送
  • 100 Mbpsおよび1000 Mbps
  • SFPスロット搭載のすべてのフエニックス・コンタクトスイッチで使用可能