ロッパーロードトンネルの安全性

スイスのロッパートンネル  

スイスのロッパートンネル

ロッパーロードトンネルはアウトバーンA8(トゥーン - ルツェルン)にあり、アルプナッハとヘルギスヴィールを結んでいます。このトンネルはアウトバーンA2に接続していますが、A2はスイスで最も混雑する主要アウトバーンの1つでバーゼルとルガーノを結んでいます。

ロッパーロードトンネルは湖岸を迂回しており、車両が湖のそばを通らなくてもすむことから所要時間が4分短縮されます。

ロッパートンネルの詳細:

  • 所在地:スイス・オプヴァルデン準州
  • 長さ:1.56 km
  • 設計:10.0 t(対面通行、片側一車線)
  • 開通:2006年4月(改装後)
  • 建設者:スイス・オプヴァルデン準州土木部
  • 交通量:1日およそ25,000台

アプリケーション

ロッパートンネルの主配電盤の概略図  

ロッパートンネルの主配電盤の概略図

すべてのケーブルはトンネルの保護ゾーンに設置された主配電盤に接続しています。主配電盤と作業エリアを結ぶケーブルまたは変流器を結ぶケーブルは保護ゾーンではないLPZ 0Aまたは0Bを通っています(図を参照)。

ロッパーロードトンネルにはフエニックス・コンタクトの直撃雷電流用アレスタが使用されており、雷電流による配電盤の被害を防ぎます。

トンネル内に設置されている機器:

  • ビデオカメラ
  • 無線およびワイヤレス用放射ケーブル
  • 照明、火災非常照明
  • 火災警報システム
  • 視界不良測定器、風速測定
  • 光信号、防火扉

 

ソリューション

FLASHTRAB compactで電源保護  

FLASHTRAB compactで電源保護

各ケーブルにFLASHTRABコンパクトアレスタ(FLT-CP)1点が使用されています。ロッパーロードトンネルの作業エリアには複数の電源ケーブルが配線されており、制御盤にはケーブルと同じ数だけアレスタが取り付けられています。

ケーブル内またはケーブル周辺で雷放電が発生した場合、アレスタはすべての電線間に短時間(1 ms未満)短絡を起こします。このため雷電流は主配電盤の入力側で直接放電し、システムが損傷することはありません。

トンネル内の信号およびエネルギー供給ケーブルは接続機器に干渉や被害をもたらす強い電磁放射を受けます。このためロッパーロードトンネルではどちらのケーブルの配線にもサージ保護機器を使用します。

  • ロッパーロードトンネルの信号ケーブルはPLUGTRAB PTシリーズのサージ保護機器で保護されていますが、雷保護とサージ保護を1つの機器で兼ね備えています。
  • サージ保護機器VALVETRAB compactはトンネルの電源ラインが接続する制御盤の機器を保護します。

 

まとめ

サージ保護機器を使用することでトンネルの可用性が大幅に向上しています。アウトバーンA2の交通は遮断されず、緊急時でもトンネルインフラが稼働し、コストが削減されます。

フエニックス・コンタクト株式会社

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