機能的な建物での供給、保護、監視
機能的な建物でのオートメーションは、供給が必要なインテリジェント機器の台数が常に増加していることを意味します。ここでの目的は、電力供給を効率化し、システム障害を回避することです。COMPLETE lineは、機能的な建物におけるエネルギーの供給、保護、監視のためのソリューションを提供します。
機能的な建物向けの信頼性の高い電源の構造
雷保護とサージ保護タイプ1+2+3により、電気設備がサージ電圧から確実に保護されます。オプションのデジタル出力付きリモートシグナリングモジュールは、トリップやメンテナンスの必要性を信号で通知します。
保護された主配電盤からのケーブル長が10 mを超える負荷については、追加の精密保護を推奨します。
特に屋外設置では、家庭用充電ステーション、屋外照明、ポンプ、太陽光発電システムをサージ電圧から保護する必要があります。これらの機器には、工場出荷時にすでにサージ保護が施されている場合があります。それ以外の場合は、お客様にサージ保護を追加していただく必要があります。
太陽光発電システムには、AC側とDC側の両方の保護が必要です。完全組立済みの接続箱により、接続が大幅に簡素化します。また、専用の太陽光発電用コネクタにより、確実な接続が可能です。
DC電圧は、電気ドアシステム、警報システム、通知システム、その他のセキュリティおよび利便性システムの電源を供給するためによく使用されます。そのためには、AC電圧の変換が必要になります。過去の経験から、システムによって必要とされる電圧レベルが異なることが分かります。電源TRIOまたはQUINT POWERは、これらすべて対応する細かく段階的な性能クラスでのソリューションを提供します。
QUINTおよびTRIO POWERは、UPS、冗長化システム、バックアップとしてのバッテリーを用いたさまざまなシステムソリューションを提供しています。そのため、必要に応じて電気系統の故障から確実に保護することができます。
DC回路内では、熱式、熱磁気式、電子式サーキットブレーカが最適な保護を提供します。
電気負荷の数が増えれば増えるほど、エネルギー最適化の可能性が高まり、監視の必要性も高まります。さまざまなインターフェースを介して対応するネットワークに組み込むことができるエネルギー計測ユニットEMproは、この目的に最適です。
DINレール取付け用ソケットで、例えばメンテナンス作業用電源として、230 Vの機器を直接接続することができます。
さまざまな機器の分電系統と接続向けのソリューションは、「接続性」機能ユニットの中にあります。