北米規格に準拠した電源システムは、IEC規格に準拠した電源システムとは大きく異なります。供給システムの構成や電圧のほか、技術的・規範的な要件も異なります。IEC規格に準拠したサージ保護機器は、これらの要件に準拠していません。そのため、北米向け供給システムには特定のSPD（サージ保護機器）が用意されています。これらはULおよびCSAに準拠した北米規格に適合しています。
サージ保護機器、UL Listed認証タイプ1およびIECタイプ2、277 V AC用中性線付き単相電源ネットワーク用、ローカルステータスインジケータ（グリーン／レッド）付き交換可能なサージ保護プラグ、プラグイン式リモートシグナリング機能付き。
サージ保護機器、UL Listed認証タイプ1およびIECタイプ2、277 V AC用単相電源ネットワーク用、ローカルステータスインジケータ（グリーン／レッド）付き交換可能なサージ保護プラグ、プラグイン式リモートシグナリング機能付き。
VAL-SPPまたはVAL-US-SPPベースエレメントと併用するためのサージ保護プラグ、UL Recognized認証タイプ1コンポーネントおよびIECタイプ2、バリスタおよび熱式分離器内蔵、プラグイン、ローカルステータスインジケータ（グリーン／レッド）付き。
サージ保護機器、UL Listedタイプ1およびIECタイプ2、120/240 V単相3線式用または120/208 V Y結線三相AC用リモート表示接点付き3チャンネル、4線式。
サージ保護機器、UL Listedタイプ1およびIECタイプ2、277/480 V AC用リモート表示接点付き4チャンネル、4線と接地。
サージ保護機器、UL Listedタイプ1およびIECタイプ2、347/600Vおよび400/690 V AC用リモート表示接点付き3チャンネル、4線式。
サージ保護機器、UL Listedタイプ1およびIECタイプ2、120/240 V 単相3線式AC用リモート表示接点付き2チャンネル、3線式。
サージ保護機器、UL Listedタイプ1およびIECタイプ2、240 V AC用リモート表示接点付き2チャンネル、2線と接地。
サージ保護機器、UL Listedタイプ1およびIECタイプ2、240 V AC一相接地型デルタ結線用リモート表示接点付き2チャンネル。
サージ保護機器、UL Listedタイプ1およびIECタイプ2、480 V AC灯動共用型デルタ結線用リモート表示接点付き4チャンネル。
Safe Protection Plus製品シリーズの一部として、VAL-US-SPPは、NEMA規格に準拠する北米のすべての一般的な電源システム向けのサージ保護機器を揃えています。UL-Listed認証取得済みのこれらのSPD（サージ保護機器）は、革新的な設備と安全機能で堅牢な保護を提供する一方、組込みも簡単です。
北米向け電源システム用サージ保護 – VAL-US
VALVETRAB US-SPP機器は、NEMA規格に準拠した設備・システム用のプラグ式サージ保護機器です。VAL-US-SPPシリーズの製品はUL-Listedの認証取得済みで、米国市場での使用に最適です。VAL-US-SPPシリーズには、幅広い回路構成が含まれます。120/240 Vの単相3線式および277/480 VのY結線のような従来型の給電システムに対応する製品バージョンも、120/208/240 Vの灯動共用型デルタ結線や一相接地型デルタ結線などの特殊な給電ネットワーク向けの製品バージョンもあります。
米国では、セーフティ操作データシステムとクリティカルな操作データシステムには、サージ保護が必須です。米国電気工事規程（NEC）の補足文書である「全米防火協会（National Fire Protection Association、NFPA）79：産業機械の電気規格（Electrical Standard for Industrial Machinery）」では、オペレータ、機器、および実行中の業務を保護するための要件を定めています。これら要件に適合するため、NFPA 79の2018年版より、UL-Listedの認証取得済みサージ保護が定められています。VAL-US-SPPを使用すると、安全側でこれらの要件を確実に満たすことができます。
