シングルペアイーサネット(SPE)テクノロジのアライアンス「SPE System Alliance」の発足について
本アライアンスでは、さまざまな業界および応用分野の主要な技術を持つ企業が集まり、それぞれのシングルペアイーサネット(以下、SPE)に関する専門知識を集結し、市場・アプリケーションごとの情報交換を確実に行ってゆきます。
パートナー企業は、産業向けモノのインターネット(IIoT)のため、SPEの開発を一層推進するという目標を持っており、他の産業分野にも展開が見込まれます。本アライアンスには、Datwyler社、Kyland社、Microchip Technology社、Rosenberger社、SICK社、O-Ring社、Draka / Prysmian Group、およびUniversity 4 Industryが参加しています。
■「SPE System Alliance」によるシナジー
本アライアンスは、SPEをIIoTアプリケーションに実装する際に直面する技術的な課題について協力することを目的としています。 これらの企業の目標は、SPEテクノロジに関する専門知識の独自の開発を加速し、自社の製品により迅速かつ確実に実装できるようにすることです。
業界、アプリケーションを超えたこの情報交換プラットフォームを通じ、今後将来的にSPEの全てのエコシステムに関わる企業が集まります。これは接続技術などの個別の側面に焦点を当てたものではなく、SPEに関わる多くの市場や企業に存在する疑問や課題に焦点を当てています。 ルール交換フォーマットや共同プロジェクト活動は、自由で緊密な協力関係を提供します。 メンバーは既に、最初のサブコミュニティとなる、接続技術、標準化、SPEユースケースレポート、さらにはケーブルソリューションなどの分野で協力を行っています。
幅広いラインナップにより本アライアンスでは自動車分野、ビルディングオートメーション、産業用ケーブル、センサー、オンライン教育といった幅広いアプリケーションとその分野を網羅しています。
「SPE System Alliance」は、市場でSPEテクノロジーをさらに発展させたい企業のための、オープンプラットフォームです。 本アライアンスに連絡するための詳細とオプションはウェブサイト、 www.singlepairethernet.com にてご覧いただけます。フエニックス・コンタクトのウェブサイト、 www.phoenixcontact.com/spe でもSPEテクノロジに関する情報提供を行っております。
※産業分野やアプリケーションについては、以下よりプレスリリース全文(PDF)もダウンロードの上、併せてご参照ください。