屋外で90W給電可能なPoE++対応、スマートカメラボックス発売
2021-02-08
フエニックス・コンタクト株式会社は、屋外設置対応の小型ハウジングにDC電源・PoEスイッチングハブ・AC入力サージ保護機器を一体化し、ポート毎90Wまで給電可能なPoE++準拠のスマートカメラボックスを、2021年2月10日より正式発売することとなりました。
本製品は、遠隔監視アプリケーションで使用される監視カメラ等のPoE機器の通信接続に必須な機器を、小型で耐衝撃性の高い、防塵防水ハウジングに一体化し、設計や設置の工数を削減するオールインワン・ソリューションです。機器類はあらかじめ内部接続されており、盤内の電源系統の配線が不要になります。管理機能を使用してPoE供給をリモート制御するなど、監視カメラ用途などに最適な製品です。
製品の主な特長
- PoE++対応:Power Over Ethernetの新規格PoE++ (IEEE 802.3 bt)に対応し1ポートあたり最大90Wまでの給電が可能。カメラに限らず旧規格対応機器を含む多くの種類のPoE対応機器と1本のケーブルで通信と電力のやりとりができるようになります。
- コンパクトで堅牢:DC電源・PoEスイッチングハブ、AC入力サージ保護機器を内蔵しながらも軽量、小型で、防塵、防水、耐衝撃性能の高いハウジング。
- 工数削減:機能一体化で多くの配線が不要になる他、別体のマウントアダプタにより一人でもかんたん・短時間で壁やポールに取り付け可。
- ファンレス動作:ファンレス動作を可能にする背面ヒートシンク構造。
- 遠隔からPoE出力制御・状況把握:ギガビット対応PoEマネージドスイッチングハブを内蔵し、PoE出力の自動監視制御(ウォッチドッグ)も可能。上位側ネットワークの冗長化も容易に実現。
- 拡張が可能:追加機器取付用のDINレール・24V電源ポートを装備。
- ケーブルグランド標準装備:アッセンブリ済みRJ45ケーブルも防塵防水を保って挿入可能。
その他、光ファイバ用スプライストレイ(SFPモデル)、不正アクセスに対するドア開閉アラームTrapメッセージ、金属製ドアロック(オプション)など様々な機能が盛り込まれています。
※本製品の詳細情報は、製品フライヤ(PDF)、プレスリリース(PDF)、製品ページ(サイト内リンク)等をご参照ください。
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