ハイパワー充電―急速充電ステーションのためのテクノロジ

HPC充電ステーションのある高速道路のサービスエリア

電気自動車用の急速充電ステーション

100 kmの走行距離分をわずか3~5分で充電:ハイパワー充電テクノロジを使用すると、電気自動車の長時間充電はもう過去のものです。

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    ハイパワー充電テクノロジ

    フエニックス・コンタクトのインテリジェントなHPCテクノロジは、安全性や管理性を損なうことなく最大500 Aの充電電流を可能にするアクティブ冷却システムに基づいています。

  • 用途
    HPC充電テクノロジの用途

    フエニックス・コンタクトのHPCシステムは、電気自動車の運転者が、特に高速道路上や主要なインターチェンジ上など、時間のない時にいつでも使用できます。

ハイパワー充電は、フエニックス・コンタクトが開発し、電気自動車用の急速充電ステーションに設置されます。フエニックス・コンタクトのハイパワー充電テクノロジを使用すると、電気自動車のバッテリーをわずか3分~5分で100 kmの走行距離分を充電することができます。フエニックス・コンタクトのハイパワー充電テクノロジは、将来のE-mobilityの節目となるもので、電気自動車用充電ステーションでの充電が日常の使用に適したものとなり、さらに発展します。サービスエリアで電気自動車を500アンペアで充電するという考えがかなり一般的なものになります。

ハイパワー充電テクノロジでイノベーター賞を受賞―
名誉あるDr. Wladimir Klitschkoにより授与

フエニックス・コンタクトがハイパワー充電テクノロジで「2019 Innovator of the Year」を受賞  

フエニックス・コンタクトのDirk Moseke、Robert Ewendt、Michael Heinemannと、Dr. Wladimir Klitschko、DDW General ManagerのMichael Oelmann(写真:Uwe Erensmann/@uepress)

2019年5月9日(木)、フエニックス・コンタクトとそのハイパワー充電テクノロジが「2019 Innovator of the Year」を受賞したことが正式に発表されました。Phoenix Contact E-MobilityのCEOであるMichael Heinemannが、デュッセルドルフ(Düsseldorf)でのセレモニーにおいて、ドイツ経済情報ポータルの「Die Deutsche Wirtschaft(DDW)」から、Business Awardを正式に受賞しました。「当社が審査員に選んでいただけたことを光栄に思います。加えてPeople’s Choice Awardの受賞は、本当に思いもよらないことでした。」

全部で20の企業が受賞しましたが、そのうちPeople’s Choice Awardを受賞したのは3社のみでした。これは読者からの投票により決定されたものでした。その賞は名誉あるDr. Wladimir Klitschkoによって直接授与されました。授賞式の詳細や写真は、当社のLinkedInの記事でご覧いただけます。

非常に短時間の充電で長距離走行可能―
ハイパワー充電テクノロジによる急速充電ステーション

短時間充電用のハイパワー充電コネクタ  

ハイパワー充電により非常に短時間で電気自動車を充電可能

ハイパワー充電を使用すると、電気自動車用充電ステーションでの急速充電により長い走行距離が可能になり、ガソリンの給油と同等になります。この高度な充電テクノロジにより、短い休憩時間の間に電気自動車のバッテリーを500,000ワット(1メガワットの半分)の充電電力で充電することが可能になります。当社のハイパワー充電用コネクタは、CCS規格にも準拠しているため、最新のテクノロジをサポートしない電気自動車とも後方互換性があります。コンバインド充電システム(CCS)は、欧州と米国ではすでに充電規格として確立されています。

次世代の電気自動車充電ステーション―迅速な設置とハイレベルな保全性

設置とメンテナンスが非常に容易な電気自動車充電ステーション  

ハイパワー充電システムは設置とメンテナンスが非常に容易

未来の充電インフラを計画し、電気自動車充電ステーションを製造している企業は、対応するテクノロジのセットアップが簡単で迅速に設置できることを、特に重要視しています。ハイパワー充電の開発の開始段階から、フエニックス・コンタクトは設置時間をできる限り速くすることに注目していました。この目的で、さまざまなイノベーションの中でも、充電ケーブルを便利で容易に充電ステーションに取り付けることを可能にする、特殊なケーブル貫通が開発されました。そのため、ハイパワー充電テクノロジを利用する急速充電ステーションのセットアップ時間は、事実上従来の電気自動車用充電ステーションと同じです。

このテクノロジは設置も簡単ですがメンテナンスも簡単です。従来型の充電ステーションとは異なり、ハイパワー充電ステーションには充電時の高電流により、充電コネクタと充電ケーブルが過熱しないことを確実にするインテリジェントな流体冷却が備わっています。冷却液には環境に優しい水とグリコールの混合物を使用しているため、冷却回路のサービスは比較的単純です。メンテナンスに手がかかる油冷のクローズシステムとは異なり、当社の充電用コネクタに必要な半開放システムはメンテナンスが容易です。

公共の電気自動車充電ステーションの充電ケーブルは、落としたり車が乗りあげたりすることもあるため、大きな機械的ひずみがかかります。嵌合面は非常に大きなひずみがかかります。そのため、フエニックス・コンタクトのハイパワー充電コネクタは、嵌合面フレームと電源用コンタクトを迅速に交換できるように設計されています。そのため修理は容易かつ迅速で、充電ステーションのダウンタイムを最小にでき、コストのかかる充電ケーブル全体の交換が不要であることが確実になります。

リアルタイム分析データ送信機能を備えたインテリジェントな充電用コネクタ

充電用コネクタの内部にはさらにインテリジェントなテクノロジが組み込まれています。統合センサテクノロジにより、ハイパワー充電コネクタの全体的な状態、使用状況と消耗状況、さらにその他の分析データに関する情報が提供されます。この情報はすべて充電用コネクタに保存され、リアルタイムでオペレータにも伝送されます。また、最高レベルの安全性を確保するため、システムは過熱や冷却液の漏れなどを常に監視されています。当然、ハイパワー充電ケーブルはCE認証を受けており、関連規格も満たします。そのため、急速充電ステーションの認証を妨げるものはケーブル側には何もありません。

ハイパワー充電用コネクタの詳細

当社ハイパワー充電用コネクタの上記機能について詳細をご覧ください。ホットスポットをクリックするだけで詳細をご覧いただけます。

 
ハイパワー充電用コネクタの内部

ハイパワー充電システムのコンポーネント、冷却システム、技術データの詳細は、テクノロジセクションにあります。

コンバインド充電システム(CCS)からハイパワー充電テクノロジへ

インテリジェントセンサテクノロジ搭載の急速充電コネクタ  

当社のエンジニアは充電用コネクタの開発中にいくつかの課題を克服

ハイパワー充電テクノロジは、このテクノロジを促進するためフエニックス・コンタクトが自動車業界と共同で開発済みの、コンバインド充電システム(CCS)規格に基づいています。急速充電用コネクタの開発における最大の課題の1つは、充電ケーブルのサイズと、充電用コネクタの重量を、できるだけ実用的に設計することでした。この問題を解決するには、インテリジェントで効率的な冷却システムと、慎重に検討されたケーブルしかありませんでした。

さらに、コネクタには銀めっきコンタクトと、優れた熱伝導性により、またヒートシンクとしても機能するコンタクトキャリアが装着されています。その結果、特に高いレベルの安定性と並はずれた冷却性能を同時に達成できました。

フエニックス・コンタクト―規格確立を促進、E-mobilityネットワークの創立メンバー

CharINおよびNPMのロゴ  

CharINおよびNPMのメンバーです

フエニックス・コンタクトは、製品や新しいテクノロジのみならず、E-mobilityの規格を確立することにより、E-mobilityと電気自動車の急速充電の分野で市場をリードする企業としての立場を確立しています。フエニックス・コンタクトはドイツをリードする自動車業界の製造メーカーであり、TÜV Süd認証機関でもありますが、CharIN(Charging Interface Initiative)協会の創設メンバーでもあります。この協会は電気自動車の急速充電を促進・発展させるものです。CharINの目的は、コンバインド充電システム(CCS)を電気自動車の世界標準として確立することです。

フエニックス・コンタクトは、最近設立されたドイツのNational Platform for The Future of Mobility(NPM)にも代表として本部長Roland Bentを送っています。このプラットフォームでは、彼はワーキンググループ6(AG 6)の議長で、規制、標準化、認証、承認に取り組んでいます。これより前には前身組織であるNational Platform for Electric Mobility(NPE)の、ワーキンググループ4(AG 4)の副議長でした。この役割において、E-mobilityの国際標準および規制を形成することに尽力しました。新しいNPMワーキンググループで、引き続きこの活動に従事し発展させていきます。

E-mobilityの現在と未来

E-mobilityはすでに日常の使用に適しています  

Wave TrophyはE-mobilityが日常の使用に適していることを証明

E-mobilityはドイツ国内のみならず、世界的にもますます重要性が増しています。さらにE-mobilityは、環境に優しく持続可能な将来のモビリティの形です。この目標を達成するためには、自動車業界と電気業界には多くの新しいアプローチや画期的なテクノロジが必要です。とりわけ、ドイツ連邦政府と業界の目標は、世界の市場をリードするというドイツの立場を確固たるものにし、モビリティの世界で起こりつつある大転換を積極的に促進してグローバルなベンチマークを作ることです。

当社の電気自動車充電ステーション向けのハイパワー充電テクノロジによって、バッテリー駆動の自動車を日常の使用に適したものにするということがまた一歩前進しました。電気自動車を急速充電できることにより、E-mobilityの未来が形成されます。なぜなら、従来の自動車の給油と同じように実用的で急速になれば、消費者に恒久的に受け入れられるからです。電気自動車の充電ステーションは現在、ハイパワー充電テクノロジを備えた急速充電ステーションの建設など、EUとドイツ連邦政府が非常に力を入れています。

E-mobilityと電気自動車用充電ステーションは、画期的なアイディアやテクノロジ、製品によって克服しなければならない多くの課題に今後取り組むことになるでしょう。フエニックス・コンタクトはドイツ連邦政府、自動車業界の代表者、充電インフラ運営者、その他のパートナーとともにこの道をたどり、特にハイパワー充電とE-mobilityの今後すべての開発を通して、E-mobilityの将来を形成するために積極的に活動します。

フエニックス・コンタクトは、世界最大の電気自動車ラリーWave Trophyに何度も参加して成功することにより、E-mobilityが日常の使用に適していることを既に証明しています。

個別のハイパワー充電ソリューション

急速充電ステーションの製造メーカーあるいは充電ステーションプランナーとして、当社のハイパワー充電システムにご興味がありますか。

ハイパワー充電システムはモジュール設計のため、さまざまなアプリケーションで使用できます。つまり、お客様の充電インフラを全国的に開発するのに妨げになるものはありません。

ご利用のアプリケーションに合わせてカスタマイズされた急速充電ステーションに適したコンポーネントを提案いたします。ご遠慮なくお問い合わせください。

フエニックス・コンタクト株式会社

〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜1-7-9
友泉新横浜一丁目ビル6階

サービス

予想以上に速い

電気自動車の充電には何時間もかかると思いますか。HPCがあるので、そんな時代はもう終わりです。


ハイパワー充電の仕組み

ハイパワー充電車両コネクタのテクノロジの仕組みをご説明します。

エレクトロモビリティ用の当社のコミュニティ

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