IO-Link接続可能なRFID方式の非接触型安全ドアスイッチ
日本における労働災害は、死亡災害、休業4日以上の死傷災害と共に過去数年間増加傾向にあります。中でも製造業の死傷災害は最も多く、増加傾向(27,842人、前年比+1,168人、※1)となっており、このような災害予防への取組みが課題となっています。
本製品は工作機械や製造ラインの安全ドアの安全位置確認を目的とし、改定された国際規格「ISO 14119」※2に準拠しています。また、IO-Link接続を利用することで、本製品およびセーフティリレーユニットの管理や予防保全にも役立てることができます。製造業など様々な業界で、低コストでスマートな安全ソリューションを提供します。
記
■製品の特長:
・M12コネクタ接続により、すばやく簡単に接続が可能。
・RFID方式で、3種類のコード化レベル(ISO 14119)をラインアップし、最大限の無効化防止。
・30台まで直列接続(ISO 14119準拠)ができ、PL e(ISO 13849)が取得可能。
・診断機能により、スイッチと配線の故障検知が可能。
・セーフティリレーユニット(PSR-MC42)を使用することで、IO-Link接続で上位と通信が可能。
(PSRswitchの診断情報や位置情報などメンテナンスや状態監視に最適)
・IP65/67/69/69K(SACケーブルとの接続はIP67)で、耐環境性のアプリケーションに最適。
■製品仕様:
・セーフティセンサ(3種類のコーディングレベル)
- 寸法:26.5×53.5×18mm
- 使用温度範囲:-25~55℃
- 接続:M12コネクタ
・アクチュエータ
- 寸法:26.5×40×18mm
- 使用温度範囲:-25~55℃
・セーフティリレーユニット(PSR-MC42)
- 寸法:17.5×112.2(Push-inタイプは116.6)×114.5mm
- 安全出力:2NO
- 使用温度範囲:-25~60℃
■製品詳細URL: http://www.phoenixcontact.co.jp/psrswitch
※1 (引用元)厚生労働省. (2019年5月17日). 【参考1】平成30年労働災害発生状況の分析等、参照先: 厚生労働省HP: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04685.html
※2 国際規格「ISO 14119」:機械安全の国際規格