Eplan、Rittal、Phoenix Contactが、制御盤の工業化のための標準化を推進

2020-11-30
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【ドイツ、モンハイム/ヘルボルン/ブロンベルク発、ドイツ現地時間 2020年11月17日】 Eplan、RittalとPhoenix Contactは2015年より、制御盤や開閉装置製造のエンドツーエンドのデジタル化のアイデア、トレンド、ビジョンの探求するための技術的なネットワーク「Smart Engineering and Production 4.0」を形成し、協力関係を継続してきました。

本ネットワークによるアイデアは、具体的な製品イノベーションへと変貌を遂げ、コンフィギュレータ、エンジニアリング・プラットフォーム、製造向け自動化ソリューション、デジタル・アシスタンス・システムなどがネットワークとして機能するようになっています。

データは、エンジニアリングから製造、運用、サービスに至るまで、エンドツーエンドで一貫性を持ち利用されています。最終的には、システムが完全に相互作用した状態です。デバイスのデータは標準化され、エンジニアリング、材料管理、制御盤や開閉装置の製造プロセスで継続的に利用でき、単一の情報ソースに基づく完全なデジタル化プロセスに貢献しています。

データ形成の支援
Eplan、Rittal、Phoenix Contactの3社は、デバイスとデバイスデータのデジタル記述のためのECLASSを含む、さらなる規格の開発を支援しました。ECLASSはその間に確立され、AutomationMLとの組み合わせにより、エンジニアリング、コンフィギュレーション、製造のすべてのシステムに渡るデータの提供に重要な貢献をしています。EplanのCEOであるSebastian Seitz氏は、制御盤と開閉装置の製造部門全体にメリットがあると考えています。「制御盤と開閉装置の製造の自動化とデジタル化が実現しました。これを実現させるための前提条件は、高品質かつ標準化された部品データとインターフェースで、私たちはそれを開発することに成功しました。」

制御盤製造の工業化
統合された設計データは、Automation MLなどの標準化されたデータ交換フォーマットを介して製造プロセスに流れ込みます。リタールの研究開発担当マネージングディレクターであるThomas Steffen博士は次のように説明しています。「その結果、筐体加工機械、電線加工機などの自動化機械を、制御盤や開閉装置製造のデジタル化された製造プロセスに統合することができます。」

またPhoenix ContactのCTOであるRoland Bentは、この共同作業を総括して次のように述べています。「私たちはプロセス全体を見渡し、常に全体像に目を向けていました。制御盤と開閉装置製造におけるデジタル化された製品開発は、この分野の産業化への道を切り拓くものです。」

「Smart Engineering and Production – Efficiency in panel building(スマートエンジニアリングと生産―制御盤製造の効率化)」の詳細は、以下のサイトをご覧ください。

※本リリースの全文PDFは以下よりダウンロードしご参照いただけます

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