端子台のPush-X式接続の詳細

Push-X接続 Push-Xテクノロジは、フェルールの有無にかかわらず、撚線および単線の直接電線接続を可能にします。

  • 簡単で工具不要のダイレクト接続技術で、非常に便利な操作
  • フェルールの有無にかかわらず、あらゆる種類の電線をすばやく取付け
  • 強制ガイド付き開放ボタンエレメントと、配線時のクリック音により、電線接続を明確に識別
  • 工場で開かれた圧着スペースにより、設置時間を短縮
  • 強制ガイド付開放ボタンエレメントにより、迅速で簡単な電線の開放とコンタクトスプリングのプリテンショニング

Push-Xテクノロジがシンプルに

既存のPush-in式接続テクノロジとは異なり、Push-Xは工具も大きな力も不要で、直接配線ですべてのタイプの電線に対応します。この新しいテクノロジの中心には、プリテンショニングされたコンタクトスプリングがあります。この原理により、フェルールの有無にかかわらず、単線および撚線を接続することができます。非常に小さい撚線も接続をトリガします。クランプチャンバ端のリリース面を軽くたたくと、簡単に電線を接触させることができます。メカニズムはたたくことでリリースされ、電線が迅速かつ永続的に接続します。Push-in式と同様に、接続した電線はオレンジ色の開放ボタンを押すことで開放することができます。同時に電線がリリースされ、新しい配線動作用にコンタクトスプリングがロードされます。

詳しい操作方法

Push-X接続の納品状態
納品状態では、コンタクトスプリングはロード済みです。
Push-X接続への撚線の挿入
接続ポイントが開いているため、電線は力を入れなくてもロック機構の奥まで挿入できます。
Push-X接続のロック機構の起動
コンタクトスプリングを開放して電線を固定するとすぐに、ロック機構を押し下げるのに電線が使用されます。
電線はPush-X接続では、固定された電線をドライバを使用して開放
ドライバを使用して開放ボタンを押し下げて電線を開放します。
Push-X接続のコンタクトスプリングへのプリテンショニング
開放ボタンがエンド位置に到達するとすぐに、ロック機構が所定の位置にロックします。コンタクトスプリングには再配線向けに予備張力がかかっています。
Push-X接続で固定された電線の取外し
大きな力をかけなくても、端子台から電線を簡単に引っ張り出せるようになりました。クランプチャンバは納品状態に戻ります。
腕でXを作り、Push-X接続を表す人たち

Push-Xテクノロジ

Push-Xの詳細

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Push-Xテクノロジの製品ラインアップ

動画:XT 2.5端子台
XT 2.5端子台 MovingImage

XT端子台

Push-Xテクノロジ搭載のXT端子台を使用して、フェルールの有無にかかわらず、単線および撚線の簡単な接続を可能にします。プレテンション方式のコンタクトチャンバにより、最小の撚線でもすばやく簡単にクランプすることができます。電線をチャンバ先端まで挿入するだけです。チャンバ先端のロック機構を押し下げることでコンタクトスプリングが外れ、即座にカチっと閉まります。XT端子台はまず、2.5 mm²の定格接続サイズをご利用いただけます。

動画:プリント基板用コネクタXPC 1,5
プリント基板用コネクタXPC 1,5シリーズ MovingImage

プリント基板用コネクタXPCシリーズ

XPCシリーズのコネクタにより、電線をしっかりとすばやく接続することができます。革新的なPush-Xテクノロジにより、フェルールの有無にかかわらず、単線・撚線をダイレクトに簡単に、工具を使用せず接続することができます。開放状態の極に、被覆を剥いた電線を直接挿入すると、カチッとした音で接続が完了されたことを確認することができます。革新的なPush-Xテクノロジは高い信頼性があり、各極は開放状態で納品され、すぐにお使いいただくことが可能です。コネクタは強い衝撃を受けても開放状態が保たれることが厳しい試験によって確認されており、輸送中にロック状態になることがありません。

XPC 1,5に、2.5 mm²および4 mm²電線向けのコネクタバージョンが続きます。

側面Push-X接続の製品ラインアップ

動画:XT 16端子台
XT 16端子台 MovingImage

XTV端子台

側面Push-Xテクノロジは、前面接続を単純に適応させたものです。テクノロジの操作は前面接続と同様です。この適応の主な理由は配線中の曲げ半径です。XTV端子台は主に、4 mm²~25 mm²の大きいサイズの電線に使用されるからです。   XTV端子台をPTVおよびPTPOWER端子台と組み合わせることで、水平スプリング接続方式に電線配線が可能です。

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