Push-pull高速嵌合によるM12分岐ボックス、プラグインコネクタフード付き
フエニックス・コンタクトから新しく発売されたPush-pull(プッシュプル)高速嵌合によるM12分岐ボックスが、オートメーション・テクノロジの新たな規格となります。
一貫した工具不要の直感的に分かる取付けが特徴です。またマスターケーブルとM12コネクタは、安全に直接接続することができます。これにより、大幅な時間短縮と簡単で安全なケーブル配線が実現します。
ケーブル配線密度の高い制限されたスペースでは、センサ/アクチュエータケーブル配線が難しいことがよくあります。工具不要の接続テクノロジによりケーブル配線の工数を削減 M12 push-pull機能で、プラグインするだけで安全な接続が実現します。
IEC 61076-2-010に準拠して標準化された高速嵌合をM12分岐ボックスにも採用しました。それによりねじ接続方式と比較して設置時間が最大80%短縮されます。M12ねじのデュオ形状により、従来型のM12ねじコネクタまたは革新的なM12 push-pullコネクタ接続が可能です。
製品シリーズには、ポート数が4つ、6つ、8つのシングル用またはダブル用のプラスチック製ボックスがラインアップされており、LED付きとLEDなしがあります。また、組立済みマスターケーブル接続、M23プラグイン接続、セルフアッセンブリ用プラグインフード接続がラインアップされています。
ラッチ固定式を採用したコネクタフードが、ねじ不要でソケットに取り付けられています。固定クリップにより確実に固定することができます。コネクタフードも、交換が必要な場合は工具不要で取り外せます。マスターケーブルの電線接続も、Push-inテクノロジによるプリント基板用端子台ベースを使用して、工具不要で取り付けられます。固定式およびプラグイン式のPush-in接続方式をご利用いただけます。
M12 push-pull分岐ボックスは、設置時間を短縮するだけではありません。テスト済みの高い安全性と耐久性で、信頼性の高い使用を実現しています。耐衝撃性および耐振動性を備え、IP65とIP67保護等級に準拠していることが認定されています。