RESTプログラミングインターフェースからのデータ統合
ウェブサービスはデジタル世界における企業の成長に重要な役割を果たしています。フィールドデバイスのRESTプログラミングインターフェースは、エンドツーエンドのアプリケーション構造を構築するための大きな前提条件として、便利なデータ可用性をサポートします。
データ可用性 現代企業におけるアプリケーション開発
完全なデータ可用性は、未来に対応できるエンドツーエンドのアプリケーション構造を構築するための不可欠な基準です。同時に、アプリケーション開発者はますます短い時間枠内でデータ統合を完了しなければなりません。フィールドデバイスからのデータアクセスには独自の課題があります。この段階の目標は、フィールドデバイスからのデータを上位レベルのソフトウェアアプリケーションに完全に統合することです。産業用フィールドデバイスは、さまざまな通信プロトコルでデータを提供します。REST APIはその中の1つです。
REST、API、JSONの定義(「{}」)
REST、すなわち「REpresentional State Transfer」とは、IT環境で広く使用されている通信アーキテクチャです。よく知られているインターネットプロトコルを使用する、ユーザーフレンドリーなインターフェースアーキテクチャです。データ伝送はHyper Text Transfer Protocol(HTTP)で行われます。
APIとは、Application Programming Interface(アプリケーションプログラミングインターフェース)の略語です。
波括弧{}は、コンテンツの表記を表し、JavaScriptプログラミング言語(JSON:JavaScript Object Notation)内のオブジェクトと同じ方法でマスクされます。例えば、{"serial": "12345678"}はシリアル番号のオブジェクトです。
RESTによるデータ統合 便利に実装、一貫した表記
HTTPクエリ経由のデータ統合は、従来のプログラミングライブラリではデフォルトで利用できます。さらに、多くの開発者が別のソフトウェアプロジェクトから、RESTアーキテクチャの仕組みを既に知っているため、実装は加速されます。同様に、JavaScript(JSON)に準拠の情報オブジェクトの連続的な表記の人気は着実に高まっています。
HTTP、REST、JSONをフィールドデバイスで使用することにより、産業用通信プロトコルや関連するレジスタテーブルの実装の特別な知識を構築する必要はありません。