圧着端子接続式テクノロジの詳細

圧着端子接続方式 はんだを使用しない結合方法の圧着端子接続方式は、自動化可能なすばやく非常に信頼性の高い電線接続プロセスを可能にします。

  • 全自動または半自動でさまざまな製造工程を立上げ
  • 高い引張強度の接続により安定した結線
  • 低い接触抵抗で柔軟に使用可能
  • シンプルな製造監視で組立てが簡単
  • 高い耐環境性、耐振動性、耐衝撃性で長寿命

圧着端子接続方式の詳細

圧着端子接続方式は、大量の電線を組み立てる場合に特に効率的です。電線と圧着コンタクトを圧着工具や自動圧着機で接続します。テープ状圧着端子では全自動工程が可能です。

多くの異なる圧着接続が確立されてきました。信頼性の高い接続の重要な条件は、接続電線サイズ、圧着コンタクトおよび圧着工具が互いに適合していることです。電線が圧着コンタクトに上から配置され、フォーミング中にコンタクトタブのエッジが上から導体に押し込まれる場合、これはBクリンプです。Oクリンプは可とう撚線には適しません。

圧着工具はある程度の摩耗の影響を受けるため、大量生産時には圧着プロセスを監視する必要があります。圧着端子接続方式の要件は、DIN EN 60352-2で定義されています。圧着端子接続の引張強度と圧着コンタクトの亀裂のない変形は、圧着端子接続の品質の証です。圧着によって圧着コンタクトが許容範囲を超えて伸びてはいけません。これにより、コンタクトキャリア(ハウジング)に正しくスナップインできなくなります。コンタクトは取外しツールを使用して取り外します。非常に細い電線用の組立て工具もあります。

プリント基板用コネクタの圧着端子接続方式
M12コネクタの圧着端子接続式
M17-M58コネクタの圧着端子接続式
バッテリーポールコネクタ用の圧着端子接続式
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プリント基板用コネクタの圧着端子接続方式

各コネクタシリーズの圧着端子接続式コネクタは、関連するシリーズのほぼすべてのソケットに組み合わせることができます。優れた特徴は、他の接続テクノロジと比較して高さが低いことです。プラグ挿入方向は電線接続軸に平行です。ねじフランジまたはスナップラッチ付き/なし、引き抜き補助部品付き/なしのバージョンがあります。

プリント基板用コネクタへ
M12コネクタの圧着端子接続式

圧着端子接続式のM12コネクタは、必要なスペースが小さいことと、量産時の製造コストが低いことが特徴です。圧着端子接続式では大量に接続する必要がある電線をどこでもすばやく自動的に接続することができます。非常にコンパクトな組立式コネクタは鉄道アプリケーションに適しています。

信頼性の高い接続の重要な条件は、接続電線サイズ、圧着コンタクトおよび圧着工具が互いに適合していることです。圧着工具はある程度の摩耗の影響を受けるため、大量生産時には圧着プロセスを監視する必要があります。

M12コネクタへ
M17-M58コネクタの圧着端子接続式

産業用丸型コネクタでは、圧着端子接続式により例えば振動や熱ストレスなどに対する、高いレベルの電気的および機械的安全性が得られます。  圧着端子接続式の丸型コネクタ製品ラインアップは、M17およびM23サイズの信号用コネクタやハイブリッドコネクタから、M17~M58サイズの電源用コネクタまで取り揃えております。

M17-M58コネクタへ
バッテリーポールコネクタ用の圧着端子接続式

同じ設計の組立てが大量に必要な場合には特に、圧着端子接続式を使用する価値があります。このテクノロジのメリットは、スピードと品質です。接続エリア、ケーブル、工具がよくマッチしていれば、永続的に安定した接続が得られます。

バッテリーポールコネクタへ
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ヘビーデューティコネクタ向けの圧着端子接続式、固定極数およびモジュール型コンタクトインサートは、接続ポイントに必要なスペースが小さいことと、量産時の製造コストが低いことが特徴です。

フエニックス・コンタクトの抜打ちプレス圧着端子は、オープン圧着で迅速かつ簡単に処理することができます。大量圧着用のテープ型製品と共に、個々のコンタクトは柔軟なフィールド組立てにも対応します。

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