端子台アクセサリは、制御盤とスイッチング機器の配線において重要な役割を果たします。統一されたアクセサリのラインアップを使用することで、端子台列を個別に設定、テスト、適合させることができます。CLIPLINE completeシステムの端子台には標準アクセサリを使用するため、アクセサリをさまざまな端子台に統合させることができます。
メスインサート、 定格電圧: 300 V、 定格電流: 20 A、 極数: 24、 取付けタイプ: パネル取付け
プラグ、 定格電圧: 300 V、 定格電流: 20 A、 極数: 24、 取付けタイプ: パネル取付け
絶縁プレート
終端板、 奥行き: 39.9 mm、 高さ: 67.6 mm、 色: グレー
メスインサート、 定格電圧: 300 V、 定格電流: 20 A、 極数: 24、 取付けタイプ: パネル取付け
メスインサート、 定格電圧: 300 V、 定格電流: 20 A、 極数: 24、 取付けタイプ: パネル取付け
終端板、 奥行き: 40.4 mm、 高さ: 57.3 mm
プラグ、 定格電圧: 300 V、 定格電流: 10 A、 極数: 24、 取付けタイプ: パネル取付け
固定ブリッジ、 長いねじと短いねじ、 ピッチ: 12 mm、 極数: 2、 色: 銀
固定ブリッジ、 ピッチ: 6.2 mm、 極数: 5、 色: 銀
標準のFBSプラグインブリッジは、断面積が同じである端子台間の電源供給を簡単に行うために使用されます。プラグインブリッジは最大50個のコンタクトタブが付いているため、最大50個の電源を一緒に接続することができます。より短いプラグインブリッジが必要な場合は、より短いタイプをお求めいただくことも、切断工具（CUTFOX 18）でプラグインブリッジを短くすることもできます。隣接しないブリッジでは、個別のコンタクトタブを取り外すこともできます。例えばCUTFOX-FBSは、これに適しています。
標準FBSプラグインブリッジとは異なり、段違いブリッジは定格断面積が異なる端子台を接続することができます。つまり、電源入力やグループ接続がすばやく簡単に実施することができます。
電位ブリッジは二段または多段式端子台の垂直レベルのブリッジに適しています。二段型端子台（PTTB 2,5）の例を使用すると、上部と下部のレベルが接続できます。注記：...PV付きの二段型端子台はすでに恒久組込み式電位ブリッジを備えていますので、PVブリッジは不要です。
SB-MEブリッジバーは、変圧器端子台のテスト作業用に開発されました。ブリッジはスライダで調整可能であるため、電源でもそれ以外でも接続が可能です。テスト中は、ブリッジを接続したままにできます。スライダは、予期せぬ作動を防止するため、2本のねじで固定することができます。
FBSH短絡プラグはFBSプラグインブリッジに似ています。2つの電位の組み合わせも行いますが、恒久的な保持用には設計されていません。FBSブリッジとは異なり、短絡プラグはプラグの挿入と取り外しをより簡単にできる抽出ツールを備えています。また、FBSHプラグは異なるプラグイン機構を採用しているため、ブリッジシャフトからのプラグの取り外しがより簡単になっています。
MPSテストプラグはテストプラグと絶縁スリーブからなる2ピーステストプラグです。テストプラグ用に、同じ絶縁スリーブの付いた2.3 mm～4 mmのテストプローブをお選びいただけます。テストプラグは、テスト電線をプラグにはんだ付けしなければならないよう設計されています。4 mmのテストプラグとは異なり、2.3 mmのテストプラグはブリッジシャフトだけではなく、スプリング式端子台のテスト接続部に組み込むこともできます。これによって、電源供給などさまざまな他の作業用にブリッジシャフトを空けておくことができます。絶縁スリーブは、さまざまな色でご用意しております。
PAIテストアダプタは、端子台のブリッジシャフト向けに設計されています。このテストアダプタは、端子台に恒久的に配置できるよう設計されています。テストプラグをアダプタに差し込むだけで、テストを実施することができます。
配列可能なテストプラグを組み合わせて、個別のテストプローブブロックを作成することができます。プラグは簡単にまとめて接続することができます。スペーサプレートは、テストプローブブロックを使用する場合に個別の端子台をスキップするために使用できます。スペーサプレートも同じようにテストプラグに接続することができます。
LPSサービスプラグは試験現場でのサービスやテストに最適です。ブリッジシャフトで接触するため、プラグの着脱を繰り返し行うことができます。安定した品質を長期維持しながら高い挿入サイクルを達成するため、コンタクト表面には銀めっきが施されています。コネクタには単体またはモジュール配列可能なバージョンもあります。コネクタにはLPレバーテクノロジが備わっており、あらゆる種類の電線の接続時の簡単な取り扱いが確保されています。
マーキング部材
端子台用マーキングアクセサリのラインアップは、さまざまな製品で構成されています。マーキングありでもマーキングなしでも注文可能な各種端子台マーキングに加えて、製品ラインアップにはさまざまなマーキングキャリアや警告ラベルも含まれています。マーキング部材の幅広いラインアップにより、制御盤の配線中も明確な割当てが可能で、結果として設定、メンテナンス、サービス時のエラーを防止できます。端子台マーキングは非常に多様なため、マーキングのラインアップ一式は別のページに記載しています。
Push-X端子台に接続したLPOピックオフプラグ
LPOピックオフプラグにより、端子台のブリッジシャフト経由で、追加の負荷接点を簡潔に統合することができます。つまり、スイッチング機器の将来の交換時には特に、LPOプラグが大きな利点を提供します。LPOプラグのコンタクトゾーンは、コネクタが多機能ブリッジシャフトにしっかりラッチするよう設計されています。つまり、プラグは高い引張力に耐え、強い力をかけないと解放することはできません。プラグにはLPレバー操作型Push-inテクノロジが備わっており、あらゆる種類の電線の接続時の簡単な取り扱いが確保されています。LPOプラグは単体のコネクタもモジュール型バージョンも用意されています。すべてのLPOバージョンで、ディレーティング後の定格電流は24 A、定格電圧は800 Vです。
基本断路端子台は端子台の分野のオールラウンダーです。標準化された断路ゾーンにより、さまざまな機能プラグを端子台に組み込むことができます。これには次のバージョンが含まれます。
P-DI絶縁プラグは信号を簡単に分離するのに適しています。断路ナイフ端子台とは異なり、絶縁プラグは簡単に手作業で接続および取外しを行うことができます。絶縁プラグをなくさないよう、プラグを断路ゾーンに反対に接続することもできます。この場合、電流は遮断されたままとなります。
パネル貫通型コネクタと貫通型バリアにより、基本断路端子台を恒久的に変革することができます。パネル貫通型コネクタは基本断路端子台を通常の貫通型端子台に変換し、貫通型バリアは2つの接続部の電流の流れを恒久的に遮断します。
ヒューズプラグにより、ヒューズを基本断路端子台に簡単に組み込むことができます。ヒューズプラグを選択する場合、LED表示があるバージョンとないバージョンを選択できます。LED表示に関する選択結果によって、電圧も定義されます。
絶縁プラグやヒューズプラグに加えて、機能プラグの製品ラインアップには部品コネクタも含まれています。ヒューズプラグ同様、電流や電圧値の異なるさまざまなコネクタも用意されています。
警告ラベル
すでに記載されているアクセサリに加えて、フエニックス・コンタクトの端子台と互換性のあるその他の数多くの標準アクセサリがあります。例えば、次のアクセサリが含まれます。
また、端子台には、端子カバーなど端子固有のアクセサリもあります。これらのアクセサリは、オンラインショップのそれぞれの端子台のページでご覧いただけます。
clipx ENGINEERによる効率的な設計
clipx ENGINEERエンジニアリングソフトウェアを使用すると、端子台列、組立済み取付けプレート、ジャンクションボックスをこれまでになく効率的に設計・調達し、あらゆる作業場においてデータを本番環境にシームレスに転送することができます。お客様のCAEプログラムおよびフエニックス・コンタクトのアプリケーションとコンフィグレータへのスマートなインターフェースにより、設計プロセスが加速します。
