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Ethernet APLスイッチ 最先端のEthernet APL伝送テクノロジにより、プロセステクノロジアプリケーションの防爆エリアにあるセンサやフィールドデバイスを2線式のイーサネットで直接接続できるようになります。Ethernet APLスイッチにより、APLセンサとフィールドデバイスを既存のイーサネットネットワークに統合することができます。これにより、フィールドレベルからのデータに直接アクセスできるようになります。

Ethernet APLスイッチ

特長

  • フィールドレベルからのセンサデータに直接アクセス
  • 防爆エリアでの使用や、長距離のブリッジも可能
  • 配線時間を短縮し、複雑さを軽減
  • 既存フィールドバスのケーブル配線を使用することでコストを削減
  • マネージドスイッチには、Ethernet APLの機能に加えて実績のあるFL SWITCH 2300機能も搭載
Ethernet APLテクノロジ

Ethernet APLテクノロジ

Ethernet APLテクノロジ プロセス産業におけるAPLフィールドデバイスの直接統合

Ethernet APLテクノロジにより、プロセステクノロジアプリケーションの防爆エリアにある1対の電線のみで一貫したIPベースの通信が可能になります。これにより、ゲートウェイや複雑なサブシステムを追加することなく、フィールドレベルからAPLセンサと機器を直接接続できるようになります。

APLとは、Advanced Physical Layerの略であり、イーサネットネットワークでの物理的なデータ伝送をさらに発展させたものです。わずか1対の電線によるデータ伝送に加えて、このテクノロジにより、オプションとして同じ対の電線を使用して電源供給を行うこともできます。Advanced Physical Layerは、IEEE 802.3cgに準拠した10BASE-T1-L規格、およびIEC TS 60079-47, 2021-03(2-WISE)規格(2-WISE=2線式本質安全イーサネット)を使用し、本質安全防爆を含む防爆仕様に対応しています。したがって、Ethernet APLは、防爆エリアでの使用や、10 Mbpsで最大1,000 mの長距離のブリッジを可能にします。

製品の特長


APLフィールドスイッチによるデータ伝送

APLフィールドスイッチによりわずか1対の電線でデータ伝送が可能

フィールドレベルまでのイーサネット

APLフィールドスイッチを使用すると、最新のEthernet APL通信技術を簡単に利用することができます。マネージドスイッチにより効率的で安全なデータ伝送が可能になり、帯域幅は高く、待ち時間は短くなります。

フィールドレベルのAPLセンサと機器をシステムの既存のイーサネットネットワークに直接統合することができます。フィールドレベルからのデータが直ちに利用可能になります。複雑なゲートウェイソリューションやサブシステムが不要なため、複雑さが大幅に軽減されます。Ethernet APLスイッチはプロセスオートメーションにおけるIIoTの強化のための基盤です。

通信範囲と速度

Ethernet APLスイッチにより、長距離をブリッジ可能

通信範囲と速度

マネージドAPLスイッチはコンパクトなシステムでも幅広いシステムでも使用することができます。幹線と支線のトポロジは、長距離に使用されます。10BASE-T1L規格により、10 Mbpsで最長1,000 m(支線は最長200 m)の範囲が可能になります。したがって、防爆エリアでも長距離のブリッジを行うことができます。

当然ながら、ネットワークのトポロジを柔軟に設計することができるため、マネージドスイッチを使用するとコンパクトなレイアウトも実現が可能です。APLスイッチを使用して、APL支線ポートを標準のイーサネットに直接接続することにより、幹線をなくすこともできます。

スイッチの図

1つの機器で実績と将来性

将来性のあるテクノロジを搭載した実績のあるプラットフォーム

Ethernet APLスイッチを産業用ネットワークに統合することで、実績のある機能に最新の通信技術を組み合わせることができます。マネージドスイッチは、Ethernet APLテクノロジに加えて、おなじみのFL SWITCH 2300シリーズのすべての機能をサポートします。マネージドスイッチには、例えば将来に備えたネットワークを実装するための包括的な冗長性とセキュリティ機能があります。

Ethernet APLスイッチにより、既存のネットワークインフラを強化し、ネットワーク化が加速する世界の高い需要に備えることができます。

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インタラクティブイメージマップ:マネージドAPLフィールドスイッチ
効率的で高性能
マネージドAPLスイッチは、PROFINET MRP機能付きのLayer 2機能を提供します。これにより、Layer 2の機能を可能な限り効率的にすることができます。
すぐに使用可能
Ethernet APLスイッチは、PROFIBUS PA機器と通信し、これらの機器を直接PROFINETネットワークに接続することもできます。APLセンサまたは機器がまだ利用できない場合、当面の解決策としてAPLスイッチのプロキシ機能を使ってPROFIBUS PA機器を使用することができます。
10BASE-T1Lで長距離に対応
Ethernet APLスイッチは、IEEE 802.3cg準拠の10BASE-T1L規格とIEC TS 60079-47, 2021-03(2-WISE)規格(2-WISE = 2-Wire Intrinsically Safe Ethernet:2線式本質安全防爆イーサネット)に準拠したAPLセンサの接続を可能にします。したがって、マネージドスイッチは防爆エリアでの使用や、10 Mbpsで最大1,000 mの長距離のブリッジが可能です。
高ポート密度
24ポートもあり数が多いため、制御盤内のスペースが広がります。もう1つの特別な機能が、既存フィールドバスケーブル配線を使用できることです。追加のケーブル配線が不要なため、最先端のEthernet APLテクノロジに切り替えるのも比較的簡単です。
処理工場のEthernet APL

処理工場のEthernet APL

アプリケーション

Ethernet APLスイッチは、製薬・化学産業におけるコンパクトなシステムでも、プロセス産業における大規模システムでも使用することができます。Ethernet APLスイッチの統合は、効率を向上させ既存システムを最新の状態にする上で決定的なステップとなります。

マネージドスイッチは防爆エリアで使用できるよう特別に開発されています。つまり、Zone 1およびZone 2、またはDivision 2の高い要件を満たしています。堅牢なデザインで、保護等級を使用しているため、要求の非常に厳しい条件でも信頼性の高い状態で機器を機能させることができます。

製品概要

マネージドAPLフィールドスイッチの詳細

FL SWITCH APL 2224-4A-213-PA Managed Ethernet APL Field
FL SWITCH APL 2224-4A-213-PA Managed Ethernet APL Field

APLポート 10BASE-T1L x 24
追加ポート RJ45 x 2およびSFP x 2
電力クラス 電力クラスAおよびクラスB
電源電圧 22 V DC~30 V DC
温度範囲 -40°C~70°C
マネージドスイッチの機能 リアルタイムQoS、冗長性、セキュリティ機能
管理インターフェース Web、SNMP、CLI、PROFINET機器
製品番号 1384244
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