2023年は、フエニックス・コンタクトが100周年を迎える年です。当社を強くしているのは、従業員とお客様、パートナー様との間のすばらしいつながりです。
当社の歴史とこの記念すべき年を、世界中で実にさまざまな方法で祝っています。この意欲をかき立てるようなつながりと、個々のプロジェクト、当社の革新的な製品とソリューションの詳細は、こちらからご覧いただけます。
私たちは人々とテクノロジをつなげます
イノベーション、ソリューション、そして友情は、チームワークを通じて生み出されます。目標は、それを達成するために協働する際に達成することができます。進捗は、アイデアを共に実行するときに起こります。絆は、共通の興味を共有する際に深まります。
あらゆるつながりについてここで報告します。故郷と呼ぶいたるところから。世界中から、そして同僚、お客様、パートナー様間のさまざまな集まりで。カラフルで多様。多面的。そして、一番良い意味で感動を与えてくれます。お客様に感動をお届けすることができ、当社の強いつながりについてもっと知っていただけたら幸いです。
知識を透明化、そしてつないでいく 互いに学び合い、協力して迅速にソリューションを見出す
フエニックス・コンタクトのオフィスネットワークは、常に時代の流れに対応し、情報を収集・発信、専門知識を結集、経験やイノベーションを共有し、共に解決策を見出します。モットーとする「知識は共有されることで拡がる」に忠実に、秘書やアシスタント業務の中心的な場所となります。組織チームは、社内の異なる部門から集まった5名で構成されています。現在、このネットワークには合計で約200名のメンバーがおり、2004年以来定期的に会合を行っており、参加者は着実に増え続けています。議題に応じて作業グループが設立されますが、メンバーの大部分は自分自身のことを万能な情報拡散者であると考えています。
良好なコミュニケーションとコラボレーションは、真のチームワークとは何かを示します。こうした交流は主にTeamsチャネル会議を介して行われ、ドイツ全土の現地法人のメンバーが参加するハイブリッド型となっています。情報や知識が増え続ける中、オフィスネットワークが社内全体に大きな影響を与えるのはごく自然なことです。現在そして未来のための、強固で生産的なつながりとなります。
エネルギー革命の共通の理念 伝統や未来のビジョンに基づき結集された専門知識や技術
空調ソリューションのスペシャリストであるViessmann社とフエニックス・コンタクトの接点は冷気から熱を作り出すことでした。ドイツのブロムベルク(Blomberg)にある本社での共同プロジェクトにおいて、2人のエキスパートが完全にカーボンニュートラルな建物を建設しています:これは、フエニックス・コンタクトでは「Building 60」として知られており、今後工作機械部門の本拠地となります。
この建物の冷暖房システムを探す中で、Viessmann社は最適なパートナーであることが分かりました。カスタマイズされた氷冷熱エネルギー貯蔵システムが非常に短い期間で構築されました。
この両社パートナーを特に際立たせているのは、その起源が似ているということと、将来に対するビジョンも同じであるということです。家族経営の伝統に基づいて形成された両社は、気候中立という目標を目指し、共に次世代が住む環境への責任を担っています。
そのため、フエニックス・コンタクトのManager Technical EngineeringであるMatthias Unruheと、Viessmann社の氷冷熱エネルギー貯蔵システム販売責任者であるRainer Schmalenberg氏は、最初から同じ考えを持っていました。職業上も個人的にも この2人が認めたように、プロジェクトは計画から契約締結、実現に至るまで、あらゆる段階において調和し、将来のプロジェクトへの理想的な例として円滑に進みました。
イベントとしての製作 企画がすべて
International Industrial EngineeringのSinan Sezerは、新製品を作成するための最適化された製造プロセスを企画しています。これにより、世界中のさまざまな製造拠点において製品を製造することが可能になり、サプライチェーンの効率化や柔軟性向上につながります。
Tanja Claesはイベント企画に情熱を注いでいます。とりわけTanjaは、年に一度、各国から60名以上の参加者を集めて当社の海外拠点間で交互にイベントを開催し、製造プロセスについて機械のすぐそばで情報交換ができる機会を設けています。
TanjaとSinanはまったく異なる分野で働いていますが、この多様な背景こそが、共にイベントを企画する際に、フエニックス・コンタクトでの非常に効率的なグローバルネットワークの構築につながっています。
女性エンジニア用のネットワーク つながりを築き、次世代にインスピレーションを与える
STEM(科学・技術・工学・数学)分野のキャリアを目指す若い女性がますます増えてきていますが、調査によると定着率は低く、中級以上の管理職に就く女性のエンジニアはさらに少ないことが分かっています。Melissa SommerとShahd Mansourは、社内の女性エンジニア用のネットワークに所属しています。そのネットワークでは、ローカルとグローバルの双方で、同じ志を持った人々と意見交換を行ったり、自分たちの経験や成功事例などを共有したりしています。
若い女性に科学、技術、工学、数学の分野でのキャリアを考えるよう奨励するために、ShahdやMelissa、そして他のネットワークメンバー達が協力し、地元の学校やイベントなどでボランティア活動を行っています。彼女らは、エンジニアリングに対する情熱を共有し、次世代の人々の自信に繋がるよう働きかけています。
学習と実務経験 トレーニングによってつながる
フエニックス・コンタクトのメカトロニクストレーニングプログラムは、この種の訓練プログラムとしては初めて、米国ペンシルベニア州により認定されました。Noah Greeneは、2016年にトレーニングを開始しました。Noahは、地元の大学のクラスメートであるBarry Carterに訓練生としての経験を語り、それを受けBarryも同様に訓練プログラムを達成したいという意欲を感じました。
Noahの後、Barryもトレーニングを修了し、2人とも現在フエニックス・コンタクトのそれぞれ別の分野で働いています。教室での学習や実践的な学習の組み合わせ、そしてエンジニアや技術者から受けた指導が、彼らの技術的なキャリアをスタートさせるのに理想的であった、というのが双方の意見です。
100年にわたる実生活でのつながり 『UPDATE』アニバーサリーエディション
私たちの強みは常に、ブロムベルク(Blomberg)の拠点とのつながりや、お客様との国際レベルでのつながり、あるいは職場の同僚同士のつながりなど、実生活でのつながりの中にあります。
フエニックス・コンタクトに繁栄をもたらした過去100年にわたる魅力あふれるストーリーを、当社のお客様向けマガジン『UPDATE』でぜひお読みください。
過去、現在、未来
価値のある未来のために、当社の最大の関心は責任を持って行動することです。それにふさわしいソリューションを見つけるため、過去に目を向けて、例えば国際的な持続可能性プロジェクトや、より良い世界のビジョンであるブロムベルク(Blomberg)のAll Electric Society Parkなどの経験を取り込みます。All Electric Societyは、そこで真価を発揮します。