CHARX control modular – 充電ステーションと家庭用充電ステーション用のAC充電コントローラ

充電ステーションと家庭用充電ステーション用のAC充電コントローラ

拡張可能なCHARX control modularモード3充電コントローラは、スマートな充電インフラの中心的存在です。オープンなLinuxプラットフォームにより、セクターカップリング、顧客固有のIoTアプリケーション、スマートサービスが可能になります。定期的な無料アップデートにより、サイバーセキュリティが確保され、双方向充電やプラグアンドチャージなどの新機能が提供されます。計量法の簡単な実装や専門的なサポートサービスにより、提供内容の完成度が高まります。

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CHARX SEC-3000 - AC充電コントローラ
CHARX SEC-3000 - AC充電コントローラ
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CHARX control modular、AC充電コントローラ、組込みLinuxシステム付き、IEC 61851-1、動作モード: Stand-Alone、クライアント、サーバ、インターフェース: イーサネット(2x)、CHARX control modularのシステムバス、MICRO-USBタイプC、通信プロトコル: OCPP 1.6J、Modbus/TCP、MQTT、接続可能な周辺機器: エネルギーメーター、RFID、DC残留電流検出、DINレール取付け

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EV-CC-AC1-M3-CC-SER-HS-MSTB - AC充電コントローラ
EV-CC-AC1-M3-CC-SER-HS-MSTB - AC充電コントローラ
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DINレール取付け用ケース付きのプラグ式接続テクノロジの充電コントローラEV-CC-AC1-M3-CBC-SER-HS-MSTBは、IEC 61851-1、モード3準拠の三相ACパワーグリッドにおける電気自動車の充電に使用されます。車両用充電コネクタを常設している充電ステーションに最適です。あらゆる充電機能と幅広いコンフィグレーション設定が組み込まれています。

簡単な紹介:当社のAC充電コントローラの動画

実践上の特長 CHARX control modularは、スマートな充電ステーションにおいて核となる存在です。

CHARX control modular充電コントローラ
CHARX control modular制御モジュール
充電ポイントオペレーター(CPO)の制御センターにおける充電パークの管理
課金中の充電ステーションにおける充電プロセス
保護シールドに囲まれた充電ステーション
駐車ガレージ内の電気自動車と充電ステーション
CHARX control modular充電コントローラ

送電網、建物、地域の発電設備、充電ステーション、電気自動車などのさまざまなセクターとステークホルダーを結び付けることは、再生可能エネルギーに基づく持続可能で統合されたE-Mobilityの鍵となります。これには、例えば自動車のスマートグリッドやスマートホームへの統合、効率的で使いやすいビジネスプロセス、充電パーク運用のための機器とパッチの管理などが含まれます。これらすべてのサービスには、さまざまなプロトコルに基づく安全な通信が必要です。新世代のコントローラCHARX control modular、お客様のソフトウェアを実装するためのオープンLinuxプラットフォーム、およびフエニックス・コンタクトが長年蓄積したアプリケーションの専門知識により、これらの課題に理想的に備えることができます。

CHARX control modular制御モジュール

さまざまなアプリケーションにCHARX control modularを使用することで、いかに汎用性が高く柔軟になるかをご覧ください:必要に応じて整列可能な制御モジュールを組み合わせるだけです。これによって、単一の家庭用充電器から駐車ガレージまで、システムをアプリケーションに正確に適合させることができます。プラグ・アンド・プレイ対応モジュールには、DINレールバスコネクタを介して電力が供給され、ローカルネットワーク内で自動的に検出されます。これにより配線やコンフィグレーションの手間が大幅に省けます。

充電ポイントオペレーター(CPO)の制御センターにおける充電パークの管理

ISO 15118、OCPP、Modbus/TCP、MQTT、REST等のすべての一般的なプロトコルに対応しているため、お客様の充電ポイントは接続された車両だけではなく、バックエンド、建物、グリッド制御システムとも、スマートかつ安全な方法で通信することができます。お客様の充電パーク用の便利で動的な負荷管理は、Modbus/TCPを通じた電流値の定義など、さまざまな方法で実施可能です。WLAN USBアダプタにより、充電コントローラをWLANクライアントやWLANアクセスポイントとして使用することで、既存インターフェースの無線利用が可能となり、試運転が簡単になります。ウェブベース管理(WBM)経由でウェブブラウザからコントローラモジュールを設定し、充電パークを便利に制御することができます。OpenVPNとMQTTブリッジ経由で、リモートアクセスとリモートメンテナンスも可能です。

課金中の充電ステーションにおける充電プロセス

CHARX control modularは計量法に準拠した充電のすべての要件を満たしています。新しい計量法のコンセプトも、計量法対応ソリューションの実装と認証を大幅に簡単にしています:充電コントローラは契約済みのエネルギーメーター(メジャーリングカプセル)とOCPPバックエンド間のインターフェースとして機能します。計量法関連データをOCMF形式(Open Charge Metering Format:オープン充電メータリング形式)で転送しますが、処理は行いません。これによって、コントローラに対する複雑なソフトウェア試験が不要となるため、大幅に認証プロセスが短縮されます。コントローラのソフトウェアをアップデートしても計量法認証の有効性は失われないため、再認証の手間を省くことができます。また、当社のソリューションは特定のエネルギーメーターモデルと結びついていないため、充電ソリューションを柔軟に設計することが可能です。現在対応しているOCMF対応のMIDエネルギーメーターは、Iskra WM3M4C、Bauer BSM-WS36A、およびEMH iML e-mocです。その他のモデルも、ご要望に応じて追加することができます。

保護シールドに囲まれた充電ステーション

EUの新たな規制と指令では、充電インフラのITセキュリティに対する要件が増えています:2025年8月から、EN 18031準拠の無線機器指令(Radio Equipment Directive、RED)への対応が義務化されます。この指令では、RFID、WLAN、モバイル通信などの無線接続を備えた充電ポイントを不正アクセスから保護するよう求めています。この指令により、例えばスマート制御やアプリ制御の家庭用充電器が影響を受けます。これを補足するのが、2027年12月から施行される、ネットワーク機器向けの包括的なセキュリティ要件を定めたサイバーレジリエンス法(Cyber Resilience Act、CRA)です。したがって、充電ポイントはデジタル製品とみなされます。充電ポイントのメーカーは、セキュリティアップデート、脆弱性管理、CEマーキングを確保する必要があります。しかし、ご安心ください。当社が充電コントローラの準拠性と安全性を維持し、無料の定期セキュリティアップデートでサイバー攻撃や不正改ざんのリスクを最小限に抑えます。お客様が充電ステーションを構築し、当社は安全な運用を確実にします。

駐車ガレージ内の電気自動車と充電ステーション

フエニックス・コンタクトのAC充電コントローラをお選びいただければ、ハードウェアプラットフォームが高品質で耐久性があり、ISO 15118準拠の車両通信のサポートを含め、将来のアプリケーション用に設計されていることが保証されます。一方コントローラソフトウェアは、充電市場の要件に合うよう継続的に高度化されています。Vehicle-to-Grid(V2G)、Vehicle-to-Home(V2H)、プラグ・アンド・チャージ(PnC)およびOCPP 2.0.1を、無料ソフトウェアアップデートで後付けすることができます。

今すぐご活用ください
無料のオンライン製品ヘルプ

CHARXヘルプでは、継続的にアップデートと拡張が行われているCHARX control modular AC充電コントローラについてのオンライン文書を無料で提供しています。インタラクティブなマニュアルとして、当社製品の関連するご質問に対して的を絞ったサポートを提供します。

CHARXヘルプへ
デスクトップPCでオンライン説明動画を見る人
E-Mobility製品に関するコンサルティング

高品質なサポートを適正価格で プロフェッショナルなアドバイスとエンジニアリングサポート

レベル1からレベル3のサポートまで、当社の訓練を受けたエキスパートによる個別でカスタマイズされたサポートをお客様に提供いたします。

  • すばやく分かりやすいサポート用のプロフェッショナルなチケットシステム
  • 部品表(BOM)と配線図に関するアドバイス
  • 充電コントローラのコンフィグレーション付きサポート
  • お客様の充電ソリューションについての計量法認証付きサポート
  • お客様専用のアプリケーション作成

成功裏に完了したプロジェクト CHARX control modularをご利用いただいているお客様の成功事例

RZB ENERGY社の充電テクノロジ
ドイツのバンベルク(Bamberg)に拠点を構えるバイエルンの企業RZB ENERGY社は、照明ソリューションに最新の充電テクノロジを組み合わせています。モジュラー型の製品は、スタンドパイプ、充電コンテナ、照明ヘッドまたはカバープレートで構成されています。多くの場合、いくつかの充電ステーションが組み合わせで使用されています。クライアント・サーバ型ネットワークは計量法に準拠しており、最大12個の充電ポイントによりコストを削減しています。フエニックス・コンタクトのAC充電コントローラとAC充電ソケットが使用されています。
PLUON社の充電インフラソリューション
PLUON社の充電インフラソリューションは、持続可能なモビリティ用にカスタム化が可能なシステムで、個別なデザインを採用し、環境に配慮して現地製造されています。特許取得済みのモジュラー型システムは、交換可能なコンポーネントにより長い耐用年数を確保しています、 フエニックス・コンタクトのAC充電コントローラ、エネルギーメーター、RFIDリーダー、その他のコンポーネントを装備することにより、PLUON社はテクノロジやデザインにサステナビリティを組み合わせています。
Pramux社とフェリー運航業者Frisia社のドイツ北部最大の太陽光発電充電パーク
Pramux社とフェリー運航業者Frisia社が建設したドイツ北部で最大の太陽光発電充電パークで、観光客が北海の島々を訪れている間に電気自動車を充電します。フエニックス・コンタクトはインテリジェントな充電管理を用いて、持続可能な形で生成された太陽光発電による電力により、観光客が戻るまでに電気自動車を確実に充電します。AC充電コントローラは、充電パークの上位制御システム、課金システム、および電気自動車と通信します。
e-RS社のE-Mobility充電ソリューション
e-RS社はE-Mobility充電ソリューション一式を提供するベルギーの企業です。同社の目的は、充電パーク用の組込みの集中管理型ソリューションを提供することです。ここで紹介するプロジェクトでは120箇所の充電ポイントが設置されましたが、これは最大800箇所まで拡大可能です。フエニックス・コンタクトのAC充電コントローラ付き中央制御盤、スイッチング機器、エネルギーメーターが使用されており、効率的な制御・監視を可能にしています。

コントローラクラスの比較 特長と機能の概要

コンパクトな1000クラス
スマートな3000クラス
コンパクトな1000クラス

スマートな3000クラス

18.8 mm 37.6 mm
可能な動作モード スタンドアロン、クライアント スタンドアロン、クライアント、 サーバー(最大48箇所の充電ポイントを管理)
充電ソケット/充電ケーブル、コンタクタ、RFIDリーダー、エネルギーメーター、残留電流監視、主電源障害時のリリース、設定可能なI/O用のインターフェース
OCMF対応による計量法に準拠した充電 ¹⁾
Linuxプラットフォーム、ウェブベース管理、動的負荷管理、イーサネット、USB-C、OCPP 1.6J、Modbus/TCP、MQTT、REST、OpenVPN
ISO 15118と4G/2Gモバイル通信(オプションで製品バージョンとして)
WLAN(USBアダプタ経由でオプションで後付け可能)
製品の詳細を見る 製品リスト参照

¹⁾ クラス3000と組み合わせたクラス1000のみサポート

3Dビュー

3Dで今すぐご体験ください

CHARX control modular 3150 AC充電コントローラの詳細をご覧ください。自由なズーム機能や回転機能を利用して、製品をあらゆる角度からご覧いただけます。

対応アクセサリ 要件に応じてその他の機能を追加

エネルギーメーター
RFIDリーダー
残留電流監視
電源
エネルギーメーター

RFIDリーダー

残留電流監視

電源

製品リスト参照 製品リスト参照 製品リスト参照 製品リスト参照

あらゆるアプリケーションに対応して拡張可能 単一の家庭用充電器から48箇所の充電ポイント付き駐車ガレージまで

通信接続のない単独の家庭用充電器における、CHARX control modularクラス1000充電コントローラの統合例
例1:通信接続のない単独の家庭用充電器のあるカーポート。クラス1000のコントローラは、残留電流の検出や電源障害時の充電コネクタの解除など、単独の充電ポイントに必要な機能を既にすべて備えています。ユーザーをRFIDホワイトリストに追加することで、アクセス権を付与することができます。
スマートシティにおける無線バックエンド接続を備えた単独の充電ポイント内のCHARX control modularクラス3150充電コントローラの統合例
例2:スマートシティの無線バックエンド接続を備えた単独の充電ポイント。クラス3150のコントローラは、組込みの4GモデムとOCPPプロトコルにより、充電ポイントを課金システムに無線で接続することができます。コンパクトなデザインにより、充電ステーションを街灯などに組み込むことができます。
会社の駐車場におけるCHARX control modularクラス3100とクラス1000充電コントローラの、バックエンド接続と端末を備えた3箇所の2口充電ポイントへの統合の例
例3:3箇所の2口充電ポイントとバックエンド接続付き端末を備えた会社の駐車場。クラス3100コントローラとクラス1000コントローラで構成される2口充電ステーションは、下位にある2箇所の2口充電ポイントを管理し、各充電ポイントは、クラス3000コントローラとクラス1000コントローラで構成されています。タッチ端末とバックエンドシステムは、クラス3100のコントローラを介して接続されています。
駐車ガレージにおける、CHARX control modularクラス3000とクラス1000の充電コントローラの、バックエンド接続を備えた48箇所の充電ポイントと中央制御盤への統合の例
例4:バックエンド接続を備えた1台の中央制御盤と48箇所の充電ポイントのある駐車ガレージ。クラス3000コントローラ1台とクラス1000コントローラ11台が、DINレールバスコネクタを介して接続され、12箇所の充電ポイントのクラスタを形成します。クラス3000のコントローラは、同じ構成のクラスタをさらに3つ管理するのに使用され、これは合計48箇所の充電ポイントを管理することを意味します。

お客様専任担当者

当社の製品およびソリューションに関するすべてのご質問に対応

日本の連絡先
フエニックス・コンタクト株式会社
充電インフラプロジェクトについて、ご遠慮なくお問い合わせください。

新製品

CHARX control modular AC充電コントローラのソフトウェアアップデート
CHARX control modularシリーズのAC充電コントローラ

AC充電コントローラ向けソフトウェアアップデート

計量法のさらなる効率的な実行

CHARX control modularシリーズのAC充電コントローラは、インテリジェントな充電インフラの中心的存在です。ソフトウェアリリース1.8.0では、計量法のコンセプトが根本的に見直され、充電ソリューションの認証プロセスが大幅に短縮されました。

主な特長

  • ソフトウェアバージョン:1.8.0
  • 対応するOCMF互換のMIDエネルギーメーター:BSM-WS36A、EMH iML e-moc、その他ご要望に応じて対応
  • 将来のアップデートでも計量法認証を維持
  • さまざまなセキュリティパッチ
  • 製品ページからアップデートファイルをダウンロード可能

特長

  • 複数のエネルギーメーターから選択できるため、計量法ソリューションを柔軟に設計可能
  • 計量法証明書は将来のソフトウェアアップデートにも有効なため、高額な再認証は不要
  • サイバーセキュリティの向上により、充電ステーションへの不正アクセスリスクを最小化

AC充電コントローラ向けソフトウェアアップデート

接続性、利便性、安全性が向上

CHARX control modularシリーズのAC充電コントローラは、インテリジェントで持続可能な充電インフラの中心的存在です。ソフトウェアリリース1.7.0により、クラス3000はWLAN対応で、利便性と安全性を向上するための追加の機能や改善が施されました。

主な特長

  • ソフトウェアバージョン:1.7.0
  • WLANクライアントまたはWLANアクセスポイントとして使用可能
  • 必要なWLAN USBアダプタ:SparkLAN WUBT-239ACN(BT)
  • OCCP 1.6J WSS接続
  • Modbus/TCP経由で負荷回路に対する電流値の定義
  • さまざまなセキュリティパッチ
  • 該当製品ページからアップデートファイルをダウンロード可能

特長

  • WLAN対応になったため、試運転が簡単になり、OCPPなどの既存インターフェースによる無線通信が可能
  • OCPP 1.6Jにより、バックエンドに対するTLS暗号化WebSocket接続が可能
  • 充電パーク全体についてのダイナミックな電流値の定義により、利便性の高い負荷管理が可能
  • サイバーセキュリティの向上により、充電ステーションへの不正アクセスリスクを最小化