開閉装置と制御装置の組立てのSecure Edge Box(SEB)は、製造ネットワークと上位ITネットワーク、外部サービスプロバイダー、またはクラウドシステムとの間の安全なインターフェースとして使用されます。
Secure Edge Boxは、製造ネットワークをセグメント化します。セグメント化により、ネットワークセキュリティが強化され、承認された外部VPNアクセスが可能になります。
不正アクセスは、統合型mGuardルーターのファイアウォールでブロックされます。ファイアウォールは、セグメント化されたネットワークを最適に保護するために、必要なデータトラフィックのみを許可します。
VPNアクセスは、ケースのドアにあるスイッチで有効にすることができます。オプションで、mGuard Secure Cloudを介したVPNアクセスも可能です。
アクティブなVPN接続は、ケース上部の信号灯で表示されます。ドアコンタクトは、ドアが開かれる際に制御システムにメッセージを送信し、改ざん防止をさらに実現します。
Secure Edge Boxは、開閉装置と制御装置の組立てData Collection Box(「アクセサリ」を参照)との併用に最適化されています。内蔵のエッジPCにより、Data Collection Boxの接続されたセンサ(エネルギー計測ユニット、流量計など)のデータ取得や、さらなるプロセスデータの取得が可能です。データはローカルに保存・表示されます。データは、構築されたクラウドシステムだけでなく、上位システムにも伝送されます。
留意事項:
Secure Edge Boxの機能拡張には、別途アプリケーションソフトが必要です。対応するライセンスは、PLCnext Store(https://www.plcnextstore.com)にてご購入・ダウンロードが可能です。
ライセンス概要:
• IIoTフレームワーク
• PLCnext x86向けInfluxDB
• PLCnext x86向けGrafana
• PLCnext x86向けNodeRED
• MLnext Execution
CBL-SEB-14P-V-CE/UL-SL
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Secure Edge Box
1495004
製造ネットワークのモジュール型開閉装置と制御装置の組立て、ネットワークの安全なセグメント化のためのファイアウォール機能、ローカルデータストレージ、ウェブ表示機能、クラウド接続機能付き、および鋼板製ハウジング付き。PLCnext Appごとの機械学習の統合が可能。
製品の詳細
互換性のある製品
特長
すばやく取付けとスタートアップ
ローカル制御可能なVPNアクセスと信号灯によりファイアウォールの取り扱いも簡単
オフラインでのデータの保管と表示が可能
さまざまなクラウドシステムへのデータ転送が可能
ドアスイッチによるいたずら防止機能