PLCnext Controlは、タイプ1とタイプ2のシステム用のFGW TR8 Rev.09と組み合わせたVDE-AR-N 4110:2018（および4120:2018）準拠の発電所用コントローラを作成するためのライセンスの対象となる基本アプリケーションを介して拡張する必要があります。基本アプリケーション用ライセンスはPLCnext Storeで入手可能です。
基本アプリケーションに含まれるPLCnextコンポーネントは、次の要件を満たしています：
有効電力制御
• グリッドオペレータおよびサードパーティによる設定値の定義
• P(f)特性曲線（タイプ2システムのみ）
無効電力制御
• cos(φ)
• 電圧制限機能付き無効電力制御
• Q(U)特性曲線
• Q(P)特性曲線
その他
• 運転モードを優先する無効電力
• コントローラバイパス（バイパスモード）
• 発電ユニットで保護機能が作動した後の、発電ユニット接続用グリッド接続ポイントにおける電圧状態の監視（VDE-AR-N 4120:2018）
• 複数の発電ユニットタイプ（システムパート1：PV、システムパート2：CHPプラントなど）を独立して制御するために、PLCnextコンポーネントの複数のインスタンス化が可能。
重要情報
インターフェース（電力プロバイダ、直接販売業者、エネルギー計測ユニット、発電ユニット、ポータル接続など）は、特定のプロジェクトに基づいてユーザーが接続する必要があります。
発電所用コントローラの機能にはライセンスが必要です。必要なライセンスは、対応可能なシステムの最大電力によって異なります。次のライセンスが用意されています。
• Power Control Unit―250 kW（有効電力合計250 kWまで）
• Power Control Unit―1 MW（有効電力合計1 MWまで）
• Power Control Unit―5 MW（有効電力合計5 MWまで）
• Power Control Unit―10 MW（有効電力合計10 MWまで）
• Power Control Unit―50 MW（有効電力合計50 MWまで）
• Power Control Unit―UNLIMITED（有効電力合計の制限なし）
ライセンスはPLCnext Storeでお求めいただけます（リンクは「ダウンロード（Downloads）」タブをご参照ください）。
