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鉄道産業における安全なメンテナンス RENMAKCH India Pvt. Ltdと共に、フエニックス・コンタクトは鉄道と高速車両向けの最新の安全なメンテナンス・試験インフラを実現しました。

昇降ジャッキ上の列車

鉄道産業においては、安全性と信頼性が特に重要となります。これは、車両のメンテナンスにおいてもあてはまります。可動型電気機械式昇降ジャッキに使用されている当社の安全なAxioline FおよびAxioline Smart ElementのI/O、センサ、アクチュエータは、簡単かつ高い信頼性で高レベルのPROFIsafeシステムに統合することができます。システムはPLCnext Technologyに基づき、IEC 62061に準拠して最大SIL 3の高速および機能的に安全なオートメーションを確保しています。

RENMAKCH India Pvt. Ltdの鉄道車両

お客様情報 列車のメンテナンスと試験における主要専門知識

RENMAKCH India Pvt. Ltd.は1996年に設立、インドのムンバイ(Mumbai)に本社を構えています。 同社は、ボギー回転台、バッテリー駆動式マーシャリングトロリー、多目的ワークステーション、床下昇降システム、ボギー試験機、可動式昇降ジャッキなどを製造しています。これらの製品は、インド全体の鉄道車庫で幅広く使用されており、高品質と最新のテクノロジに基づいています。

線路を走る列車

用途 列車のメンテナンス用の堅牢なソリューション

列車のメンテナンスとサービス用の可動式昇降ジャッキは、機械的危険および電気的危険などの、人と装置に対するさまざまなリスクをもたらします。こうした危険を最小限に抑えるため、安全な制御関連保護措置が講じられています。これらの措置により、非常停止などの関連機能に必要な安全レベルが確保されています。

安全なAxioline I/O機器

ソリューション 安全で包括的なオートメーションシステム

可動式昇降ジャッキには、非常停止ボタンや近接スイッチなどの安全関連センサが装備されています。Axioline FおよびAxioline Smart Elementsセーフティモジュールを使用することで、安全関連制御システム全体の一部としてセンサと制御エレメントの両方をPROFIsafeシステムに統合することができます。

冗長性とPLCnextソリューション内での安全なデータ転送を考慮し、IEC 62061に準拠してSIL 3の要件を満たしています。サイバーセキュリティの面では、PLCnext Controlを使用することでIEC 62443-4-1および62443-4-2に準拠してセキュリティレベル2(SL2)を達成できます。

PROFIsafe Axioline FとAxioline Smart Elementモジュールで構成されるソリューションは、安全なオートメーションにおける多数の決定的な特長を提供します。これによってケーブル配線の手間を軽減できるだけではなく、試運転、後付け、コンフィグレーションにおける高レベルな柔軟性も確保することができます。具体的には、オープンソースソフトウェアとあらゆるプログミング言語に対応した柔軟でコンパクトなPLCnextソリューションは、どんな要件にも適応できます。また、Axioline Fの安全なI/Oモジュールの包括的な製品ラインアップにより、駆動装置の複雑な安全機能を取り扱うのも簡単です。同時に、Axioline Smart Element I/Oモジュールは非常にコンパクトなため、制御盤における省スペースな後付けが可能です。

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