QUICKON高速接続テクノロジの特長は特許取得済みの圧接コンタクトによる省スペースのロータリー接続です。未処理の電線を圧着室に挿入して、オレンジの作動部品を回すだけです。この回転によりケーブルが切断され、電線と接触します。
電線をすばやく前処理なしで接続する場合に使用します。PVCおよびPE絶縁のあるケーブルには圧接接続方式が最適です。指定により他の絶縁タイプにも対応します。
圧接接続テクノロジ QUICKON圧接接続テクノロジの特長は特許取得済みの圧接コンタクトによる省スペースの接続です。
- 電線の先端処理が不要なため接続の時間を大幅に短縮
- 特許取得済みの圧接接続方式で非常にコンパクトな設計
- 高品質スプリングコンタクト材の使用で高い接触力と耐振動性
- スナップ式回転レバーで切替え状態を確実に設定
圧接接続方式の詳細
圧接接続方式（IDC）は大幅に時間を節約する接続方式です。この方式では金属ブレードが被覆を切断し、電線との間に信頼性の高い接続を実現します。
圧接接続テクノロジにより、絶縁を剥いてスプライス保護を電線に施す必要がないため、従来型の接続テクノロジと比較して大幅に時間を節約できます。電線接続にかかる時間はわずか数秒です。
電線を特殊形状のカッターに挿入すれば、IDC接続の信頼性のある接触が実現します。単線と撚線を100回まで再配線することができます。ワイヤの端は、再び接続する前に、切断する必要があります。
圧接接続方式の製品ラインアップ
圧接接続方式では、接続時に電線の先端処理が必要ないため、時間を節約することができます。
当社の製品ラインアップには、最大接続電線1.5 mm²の作動部品（対比色）付きプリント基板用端子台・コネクタと、最大0.34 mm²のデータライン用指操作型プリント基板用端子台があります。
QUICKON圧接接続方式のM12コネクタは、組立式コネクタを最速で接続します。コネクタは圧接コンタクトを備えています。この接続方法では、絶縁体を含む未処理の単線または撚線の電線がコネクタに配置されます。コネクタの圧縮ナットを締め付けると、接点が電線の絶縁部を取り除き、スプリングを使って耐振動性と気密性のある接触を電線との間で実現します。
産業用電源分岐に時間や手間をかける必要はありません。最大容量690 V/40 AのQPDインスタレーションシステムが、これを証明しています。実績のあるQUICKON IDC圧接接続方式により6.0 mm²のケーブル5本までをすばやく簡単に接続できますが、線剥きや特別な工具は必要ありません。
接続は、丸型およびAS-Interfaceケーブルを現場で効率的に接続する必要があるアプリケーション向けの設計となっています。いつでも接続を遮断でき、コンポーネントを再利用することができます。高速接続テクノロジにより、締付け時にコンタクトとストレインリリーフを自動的に実現します。QUICKON高速接続はすばやく簡単に操作できることから、接続時間を最大80%短縮させることができます。
圧接接続（IDC）テクノロジを備えたRJ45コネクタは、特殊な工具なしで簡単かつ安全にフィールドで組み立てられます。産業機器用コネクタは、イーサネットおよびPROFINETアプリケーションに適しています。26～23 AWGのケーブルサイズと最大10 Gbpsのものがあります。
ヘビーコネクタ向けの圧接接続コンタクトインサートにより、接続時間を最大60%削減できます。 QUICKON接続は、IDC圧接コンタクトを備えています。この接続方法により、絶縁され準備の整っていないワイヤを、圧接コンタクトの隙間の前に配置してから、圧接によりブレードの隙間に押しこむことができます。これにより、ワイヤの絶縁部を切断し、気密性のある接点がワイヤとコンタクトの間に確立されます。接続力はユーザーに依存せず完全に信頼でき、許容できる接続電線サイズを提供して、接続条件が守られます。
