INTERBUS制御ボード、Allen-Bradley PLC 5システム用
INTERBUS制御ボードIBS PLC5 DSC/I-Tを使えば、CPUタイプ5/11、5/20、5/30、5/40、5/60、5/80、および他の専用モジュールタイプ(Ethernetなど)を接続するAllen-Bradley PLC5システムにINTERBUSを接続できます。
この制御ボードはAllen-Bradley I/Oバス経由でPLCに接続します。このボードはさまざまなアドレスでAllen-Bradley入力/出力モジュールと同じように動作するので、INTERBUSフィールドデバイスのデータに直接アクセスできます。データはブロック転送コマンドでPLCのメモリに転送されます。
INTERBUS-Sシステムは、自動的にアクティブにすることもアプリケーションプログラムからアクティブにすることもできます。後者場合、INTERBUS-Sシステムおよびコントローラボードに割当てたシステム固有のパラメータは制御ボードのプラグ式パラメータ化メモリに一括保存されます。
IBS CMD SWT G4ソフトウェアでパラメータデータを作成することができます。
IBS CMD SWT G4は、汎用のオペレーティングソフトウェアとしてパラメータ化、コンフィグレーション、システムドキュメンテーションのほかに、個々の装置やINTERBUSシステム全体の診断も行うことができます。また、接続したINTERBUS-Sステーションの周辺状態をシステム動作時に表示させることもできます。
IBS PLC5 DSCには、広範囲のINTERBUSシステム診断機能を表示するユーザー本位のLC画面があります。動作やエラーの状態がテキスト形式でこのディスプレイに表示されます。メッセージが画面に直接表示されるのでスタートアップ時間やダウンタイムを最小限にすることができ、設置による稼働率を上げることができます。LC画面は、前面パネルのキーパッドを使って簡単かつ直観的に操作できます。