SPEのコンサルティングチーム

包括的なサービスとコンサルティングサービス

SPEの特性により、現代的な通信インフラに革新的な付加価値がもたらされます。当社のコンサルティングチームのVerena Neuhaus、Guadalupe Chalas、Tim Kindermannが、お客様と共にデジタル化における重要テクノロジであるSPE向けの個別ソリューションを開発する様子をご覧ください。

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SPEのエキスパート、Verena Neuhaus、Guadalupe Chalas、Tim Kindermann

当社のコンサルティングチーム

フエニックス・コンタクトは、シングルペアイーサネット(SPE)の可能性に早い段階から注目してきました。そのため当社の専門家には、SPEのアプリケーションの可能性と要件に関して、豊富な経験があります。包括的で個別のアドバイスとソリューションを提供できます。

フエニックス・コンタクトのデータ接続部門のManager Product Marketing、Verena Neuhaus

Verena Neuhaus フエニックス・コンタクトのProduct Manager for Single Pair Ethernet

「私は、データ接続部門のManager Product Marketingとして、SPEのすべてを把握しています。フエニックス・コンタクトでの私の課題には、長期的な製品戦略の概念設計や、技術レポートやエキスパートの講演などのPRおよびマーケティング活動などがあります。SPEに関する私の経験を通して、お客様のデザインインのサポートまで、ターゲットを絞ったアドバイスの重要性を理解しています。」

フエニックス・コンタクトUSAのProduct Marketing Specialist、Guadalupe Chalas

Guadalupe Chalas フエニックス・コンタクトUSAのProduct Marketing Specialist

「私は、SPE製品およびサービスを含む、フエニックス・コンタクトのデータ製品シリーズに関する知識を、社内外と共有することを担当しています。社内では、営業およびマーケティングチームへのトレーニングにより、当社のSPEソリューションに関する認識を高め、お客様とお会いするときの技術的サポートも行います。また、お客様とパートナー様に対し、これらのトピックに関して、テクノロジ説明会、ウェビナー、特定のアプリケーションに対する製品の推奨など、さまざまな方法で情報を提供しています。」

Product Manager for Single Pair Ethernet、Tim Kindermann

Tim Kindermann Product Manager for Single Pair Ethernet

「SPE開発プロジェクト、製品ラインアップ管理、お客様への個別サービスに関する、部門間コラボレーション:Product Managerおよび企業間Single Pair Ethernet Allianceの役員として、私はSPEのトピックに関する専門知識を、このテクノロジをさらに前進させるためにすべて提供できます。」

SPEに関する当社の知識

動画:SPEのコンサルティングチーム
SPEのコンサルティングチーム MovingImage

当社のエキスパートの知識と経験でテクノロジの発展をリード

当社チームがシングルペアイーサネット(SPE)テクノロジにいかに情熱を注いでいるか、またどのようにその開発を継続しているか、動画でご紹介します。
SPEは、現代の産業システムに不可欠な要素になってきています。コスト効率に優れ、省スペースなセンサの接続を確保したり、標準化されたネットワークインフラの要件を満たしたりするために、未来志向の企業である当社は、国際的な専門知識を活用しながらSPEテクノロジの定義・推進を支援しています。

お客様と話すフエニックス・コンタクトのVerena Neuhaus(右)

SPE統合のエキスパートパートナー

SPEによるIPベースのネットワークを追加すると有用な分野や、新しく設計されたソリューションが有効であると立証できる分野が、他にもたくさんあります。原則として、長距離にわたって一貫したIPベースの通信が必要で、スペースが限られているすべてのアプリケーションが、このテクノロジの潜在的な候補です。

当社は広範な経験により、革新的なソリューションを提供することができます。さまざまな機器のインターフェースと同様に、現場のセンサからオフィスのPCまで、アクティブなネットワーク部品のケーブル配線も熟知しています。この重要なテクノロジの可能性は広大です。フエニックス・コンタクトは、SPEをフィールドで使用して将来の課題に対処するための、専門知識、ツール、サービスを提供いたします。 オーダーメイドのソリューションをお探しなら、当社にお問い合わせください。

SPE M8コネクタをセンサ/アクチュエータボックスに接続

最大1,000メートルの接続で、多様な使用

イーサネットソリューションは従来さまざまな産業で使用されてきましたが、通常2対の配線が必要です。ギガビットイーサネットと、より高いデータ伝送速度向けに、4対の配線を使用することもあります。一方SPEは、1対の配線だけで機能し、データと電力を両方伝送することができます。

非常に過酷なタスクでも伝送速度は十分:最大伝送距離1,000 mで10 Mbps、最大距離40 mで最大1 Gbps。そのためSPEは、以前はデータ伝送速度や距離、シームレスな通信に関する制約の影響を受けたアプリケーション分野にも適しています。

標準的なイーサネットソリューションの制約の1つは、ポイントツーポイントで最大距離が100 mであることです。産業用プラントなどの、これより長い距離には、以前はリピータまたはスイッチを設置する必要がありました。これは本質的に故障しやすいインターフェースで、メンテナンス作業が生じます。一方SPEは、例えば10 Mbps、最大1,000 mの距離を単独のケーブルで機器を接続でき、オプションでPoDL(Power over Data Line)テクノロジを使用することができます。つまり、特定のフィールドバステクノロジもSPEソリューションに置き換えることができます。当社のエキスパートは、お客様にとって最適なコンフィグレーションを決定と実行する準備が整っています。

SPEはイーサネットベースの通信に大改革をもたらしており、少ないケーブル配線作業、長距離、速いデータ伝送速度で、多くのメリットがあります。そのためSPEは明日のIIoTに力を与えています。

Tim Kindermann - Phoenix Contact, Product Manager Data Connectors/Field Device Connectors兼Single Pair Ethernet Alliance役員
Product Manager Data Connectors/Field Device Connectors兼Single Pair Ethernet Alliance役員、Tim Kindermann
SPE M8コネクタを持つ、フエニックス・コンタクトのProduct Manager、Tim Kindermann

シームレスなデータ通信向け:1 Gbps以上の速度

異なるシステムを接続するためのゲートウェイを含む複雑なネットワークを、SPEは一貫してセットアップすることができ、均一なイーサネットサービスで運用できます。10 Mbps~1 Gbpsの伝送速度により、SPEは幅広いアプリケーションの要件を満たすことができます。さらに、IEEE 802.3コンソーシアムは現在、短距離(<15 m)で10 Gbps以上、300 mまでの距離で100 Mbpsまたは1 Gbpsの、より高いデータ伝送速度向けの、より高度なSPE規格について議論しています。この新しい規格により、SPEの範囲がより広いアプリケーション分野を含むように拡張されます。

例えば、産業用プラントではかつてはよく、イーサネットネットワークと、現場レベルの多数のフィールドバスシステムが利用されていました。産業向けIoT(IIoT)の登場と共に、フィールドバスは次第により効率的な通信システムに置き換わっています。同様の変化は、センサおよび/またはネットワーク間のシームレスな通信を必要とする、あらゆる分野で見られます。このようなアプリケーション向けに、シームレスで安全なデータ接続が非常に重要です。お客様に適した革新的なSPEソリューションを見つけるために、当社のチームに是非お問い合わせください。

当社は、お客様の機器とアプリケーションのSPEへの移行とデザイン・インを支援して、明日のIoTを促進します。

Tim Kindermann - Phoenix Contact , Product Manager Data Connectors/Field Device Connectors兼Single Pair Ethernet Alliance役員
Tim Kindermann - フエニックス・コンタクトのProduct Manager Data Connectors/Field Device Connectors兼Single Pair Ethernet Alliance役員
SPE M8コネクタを接続するフエニックス・コンタクトのProduct Manager for Single Pair Ethernet、Verena Neuhaus

コスト効率の良いファクトリーオートメーションと省スペースなロボット

平均的な工場では、既に毎日約1テラバイトのデータを生み出しています。そしてこれは増加傾向にあります。このようなボリュームのデータを効果的に評価するためには、継続的な通信が必須要件です。ここでは、SPEによりセンサからクラウドまでのエンドツーエンドのネットワーキングを実現することができます。また、産業用アプリケーションで使用されるセンサとインテリジェントな末端機器の増加を考慮して、SPEは理想的なケーブル配線ソリューションを提供します。シンプルで安全、コンパクトでコスト効率に優れています。インフラのセットアップ時、現在一般的なバストイーサネットコンポーネントの組合せより、SPEソリューションは将来はるかに安価になります。

SPEには、ロボットの使用時にも多くのメリットがあります。SPEはフィールドバスシステムよりも伝送速度が高く、より高いサンプリングレートとより大きいデータボリュームで、ロボットと制御ユニットの間の信頼性の高い通信が可能になります。さらに、データと電力が単独の経路で伝送されるため、ケーブル配線がシンプルになります。ケーブルとインターフェースが削減される結果、疲労による障害の減少、より迅速なトラブルシューティング、より容易なメンテナンスが実現します。また、SPEは曲げ半径が小さいため、ロボット操作システムの設計を最適化できます。当社のエキスパートが、産業用ネットワークとオートメーションにおけるSPEのアプリケーションの可能性について、喜んでアドバイスいたします。

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フエニックス・コンタクトのSPEの実績を活用
当社のエキスパートは、お客様のSPEに関するどんなご質問にも回答できるよう準備を整えています。当社は、幅広いアプリケーション向けの製品と個別ソリューションで、既に数多くのお客様をサポートできています。お気軽にお問い合わせください。
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Tim Kindermann、Verena Neuhaus、Guadalupe Chalas:SPEコンサルティングチーム
SPE System Allianceのロゴ、主要なテクノロジ企業の連合

SPE System Alliance

フエニックス・コンタクトはSPE System Allianceで主要なテクノロジ企業と協力してきました。パートナー企業はSPEの専門知識を合わせ、ターゲット志向の情報交換を確保し、産業向けIoT(IIoT)およびその他すべての応用分野向けのSPEテクノロジを促進するという共通の目標を追求しています。

シングルペアイーサネット(SPE)用コネクタ

シングルペアイーサネット(SPE)用コネクタ

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