信頼性の高い電源用EMCフィルタ
EMCフィルタは、機器の通常動作時や故障時に発生する高周波の干渉電圧・電流を制限するものです。EMCフィルタを使用することで、干渉を受けやすい環境下でもスムーズな動作が可能になります。
詳細情報特長特長
- SFP2:フィルタの入力側と出力側を両方保護するサージ保護回路により、高周波干渉および過渡的過電圧システムを効果的に保護
- Push-in式接続テクノロジ(PT)による簡単な組立てと設置で、ユーザーフレンドリーな操作性を実現
- FIL:ローカル等電位ボンディングシステムへの個別接続用に、PE端子を追加してフィルタ効果を向上し、EMC用の最適な設備を実現
- DINレール取付けにより省スペースで低コスト
- 高周波干渉の伝播を低減し、信頼性のある安全なシステム運転を実現
新製品
EMCフィルタのアプリケーション分野
周波数変換器、スイッチング電源、照明システム駆動装置はしばしば送電網の干渉源となります。EMC干渉の一部は、特殊なフィルタ回路を使用することによって干渉源において直接緩和されます。ただし、残留干渉は供給制御ラインを通じて伝播および増幅される可能性があります。これにより、コントローラ、電源、センサ、アクチュエータに予測不能な影響が及ぶことがあります。当社のフィルタは潜在的に影響を受けやすい機器や精密な端末機器などの前で直接干渉を制限します。
汎用EMCフィルタ
タイプ2サージ保護内蔵のEMCフィルタ
二重保護
従来のフィルタの保護対象は高周波干渉のみで、過電圧パルス干渉からは保護しません。効果的な保護を行うためには、追加のサージ保護機器が必要となります。SFP2フィルタは、フィルタの入力側と出力側を両方保護するサージ保護回路により、サージおよび高周波干渉からシステムを効果的に保護します。
スナップオンで接続すれば準備完了 – オプションでPush-in式またはねじ式も可
簡単かつ柔軟な取付け
DINレールへの取付けが容易で、さまざまな接続テクノロジを選べるため、制御盤にフィルタを取り付けるのもごく簡単です。干渉抑制フィルタを接続する場合は、Push-in式高速接続テクノロジまたは実績のあるねじ式接続かをお選びください。
追加のPE接続ポイントにより、プラスチック製ケース内のフィルタのフィルタリング効果が向上します。
EMC最適化された設置
追加のPE接続ポイントにより、干渉抑制フィルタをローカル保護ボンディングに接続することができます。これにより、アクティブな電線とアース電位間の高周波干渉に対するフィルタ効果が向上します。このように、プラスチック製ケースのEMCフィルタについても、EMCに最適化された取付けと保護効果の向上が実現されています。