オープンで柔軟性のある制御アーキテクチャのバスシステムはユーザーに汎用性がありメーカー非依存のシステム動作と診断を提供し、メーカー中立性が保証されている必要があります。コンフィグレーション、起動、診断用ソフトウェアCMD(Configuration Monitoring Diagnostics)はINTERBUS向けに開発されました。このソフトウェアの特長は使用する制御システムから独立しておりプログラムの拡張、新機能、ユーティリティプログラムに柔軟性があることです。たとえばDRIVECOMユーザーグループはDRIVECOMプロファイルに準拠してドライブのパラメータ設定を行うユーティリティプログラムを提供します。
ユーザーの要件を満たすために当社はINTERBUSの専門知識をこのソフトウェアに適用させ続けています。
すべてのフェーズのCMD:
CMDとは工場の全ライフサイクルで使用できるツールで、プランニングとコンフィグレーションに始まり、システムのスタートアップと運用監視、さらにメンテナンス時の診断までを含みます。ユーザーにとってはコスト削減につながり、複数のソフトウェアツールの使い方を覚える手間が省けます。
ユーザーは、CMDソフトウェアを使用して、コンフィグレーションフェーズでINTERBUSシステムのコンフィグレーションを決定できます。I/Oポイントには論理アドレスや変数を割当てることができ、あとから制御プログラムが分散I/Oにアクセスできるようにします。
起動時に組込みのモニタリング機能を使ってシステムの機能試験を実行できます。
診断機能ではバスの状態、考えられるエラー原因、エラー修復の提案に関する詳細な情報を引き続き提供します。
全世界的に確立されたOSに対応するCMD:
CMDは標準PCのWindowsオペレーティングシステムで動作します(Windows® NT 4.0 SP6、Windows® 2000、Windows® XP)。なじみやすいインターフェースのソフトウェアを簡単に開始でき、INTREBUSシステム全体を簡単で安全に動かすことができます。
CMD G4ソフトウェアはWindows 7以上に対応していません。フォローアップソフトウェアのConfig+で現在および今後のOSをサポートします。
IBS CMD SWT G4 4.6 SP
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設定および診断ソフトウェア
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INTERBUS Generation 4のネットワーク設定ソフトウェア