InlineサーボアンプIB IL EC AR 48/10Aはバス接続なしでも稼働できます。また、シリアルインターフェース経由で起動および診断用ソフトウェアを利用すれば、機器やシステムの制御プログラムを実行する前でも稼働できます(スタンドアロンモデル)。
Inlineサーボアンプは、さまざまなコマンドですべてのパラメータの読み書きができるスクリプト言語を使ってプログラミングします。 このソフトウェアには、コントローラのパラメータ設定を評価して最適化するオシロスコープ機能があります。 この機能を使えば、最大4つのパラメータの時間曲線をリアルタイムで記録し、スクリプトを実行してグラフに表示できます。 記録は、トリガポイント、トリガ遅延、サンプリング時間、サンプル数などデジタルオシロスコープの基本機能で制御できます。 波形を使ってコントローラの参照状態を分析し、近接ループ制御回路の振動を検出できます。 取得した情報を使って、求める制御行動が現れるまでコントローラのパラメータが調整されます。
オシロスコープ機能の代わりに、表にまとめて任意に選択できるパラメータを16個までユーザーが表示することもできます。 パラメータ値の更新間隔は1~60秒に設定できます。
この方法で指定したパラメータはPCのデータバックアップ用ファイルに保存し、必要であればあとから機器のファイルに復元できます。
EC AR CAB SW TOOL
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設定および診断ソフトウェア
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InlineサーボアンプIB IL EC AR 48/10Aの起動および診断ソフトウェア、PCのRS-232インターフェース接続用ケーブルを含む。