最新のLED照明用の信頼性の高い接続ソリューション WE-EF Leuchten GmbH社はフエニックス・コンタクトのLED接続テクノロジを採用しています。当社の製品とソリューションにより、インテリジェントな照明コンセプトの製造、安全なケーブル配線、信頼性の高い運用が可能になります。
- WE-EF Leuchten GmbH社はすべての屋外アプリケーション用照明を製造しています。
- アプリケーション分野に応じて、最新の光源は街路や建物内で安全性、福祉、利便性に貢献します。
- 同社は屋外照明を開発する際、LEDテクノロジにもっぱら頼っています。
お客様情報
WE-EF Leuchten GmbH社は、ドイツのニーダーザクセン(Lower Saxony)地域のビスピゲン(Bispingen)に拠点を置き、あらゆる屋外アプリケーションならびに特に良く保護された照明を必要とするエリア向けに、照明を製造しています。同社は建築家照明と、公共空間の照明に重点を置いています。製品ラインアップには、マスト灯やペンダントライト、ウォールライト、シーリングライト、ボラードライト、ペデスタルライト、スポットライト、投光照明、サーチライト、埋込型ライト、水中照明があります。
用途
Head of Electrical Engineering DevelopmentのPeter Oetjens氏が、QPD接続によるWE-EF照明を紹介
WE-EFはインテリジェントなLEDドライバに加えて、内蔵のセンサによって収集されたデータを伝送するための通信モジュールを、新しいLED街灯に統合したいと考えました。「ビーレフェルト(Bielefeld)のプロジェクト向けに、照明システムコントローラを全面的に再設計しました。」と、Head of Electromechanical DevelopmentのPeter Oetjens氏が説明します。
「エレクトロニクスは通常のように支柱に取付けるのではなく、ライトケースに直付けしました。」 電子設計は、ZHAGAコンソーシアムのBook 18仕様に準拠しています。そのためプランナーや設置者は、電気系統、ひいてはその設備が世界中で均一に機能することを確信することができます。
ソリューション
QPD高速インスタレーションシステムで、設置者は接続時間を最大80%短縮
WE-EF社の設計者は、フエニックス・コンタクトのQPD高速インスタレーションシステムを使用して、照明用の電源ケーブルを導入しました。使いやすさの原則のメリットは、実績のあるQUICKON IDC圧接接続を使用して、設置担当者はケーブルを準備作業や特殊な工具なしで、現場で接続できることです。つまり電気接続を確実に、非常に迅速に構築することができるということです。
簡単な数ステップで、個々の撚線をコネクタの作成済みのワイヤガイドに引き込むことができ、そこで絶縁が自動的に切断され、電気接点が確実に構築されます。ユニオンナットを締めると、コネクタによりストレインリリーフも自動的に確立されます。
この原則により接続時間が最大80%短縮され、接続エラーを確実に防ぎます。中心的な考え方は、接続するためにライトや電気系統を開けることなく、ソリューションを簡単に運用できるということです。「現在、QPDはこの機能に欠かせません」とOetjens氏が言います。
簡単な取付けと非常に高い信頼性―この基準はマスト灯の電気的な内部構造にとっても非常に重要でした。取り付けられた製品は何十年にもわたって風や日差しを耐えますが、内蔵の電気系統には、多くの設計の専門知識と手腕が必要です。
PTSM 0,5シリーズのプリント基板用端子台(左)とプリント基板用コネクタはコンパクトでリフローはんだ付け対応、耐色性
理想的な接続ソリューションとして、すぐにPTSM 0,5シリーズのプリント基板用端子台・コネクタが候補に浮上しました。このシリーズはLED照明用に特別に設計され、3つの大きなメリットがあります。まず、ソケットと端子台は熱ストレス下でも変色せず、プリント基板のリフローはんだプロセスでLEDとともに実装可能です。さらに、白色の製品は白いソルダーレジストと色のコントラストが生じないため、透明カバーの下でも目立ちません。
他社でもハードウェアを製造することができます。しかし当社では、何より機能とサービスに可能性があります。
WE-EF Leuchten GmbH社のHead of Electrical Engineering Development、Peter Oetjens氏
製品
ポイント:
LEDドライバやコントローラのようなアクティブな電子部品が、LED照明をインテリジェントな照明コンセプトに変えます。受動電気機械技術により、これらの照明コンセプトの効率的な製造、確実なケーブル配線、操作の安全性が確保されます。ドイツのビスピゲン(Bispingen)に拠点を置く照明メーカーWE-EF社が、QPD高速インスタレーションシステムやPTSM 0,5シリーズのプリント基板接続に頼る3つの妥当な理由。「他社でもハードウェアを製造することができます。しかし当社では、何より機能とサービスに可能性があります。」とPeter Oetjens氏は言います。「私のビジョンですか?当社のすべての照明が、インテリジェント化、ネットワーク化されることを期待しています。」