Oy M. Haloila Ab社のパレット梱包機

高性能梱包機向け産業用Bluetooth Bluetooth無線システムにより、工作機械の確実な通信を確保

  • モジュール型パレット梱包機は、回転リング構造を取り入れた世界初の梱包機
  • Bluetooth無線システムはセントラルコントローラと機器の回転部で信頼性があり摩耗フリーの通信を行うソリューション

モジュール型パレット梱包機

Oy M. Haloila Ab社は、パレット梱包機の世界的トップメーカーでSignode Industrial Groupの一員です。フィンランドの企業で最も有名なブランドは「Octopus」梱包機です。
このモジュール型パレット梱包機は、製造量、輸送中の保護、安定性の面でお客様の要求に柔軟に対応するために回転リング構造を取り入れた、世界初の梱包機です。

梱包機でのパレットの梱包

Oy M. Haloila社のパレット梱包機
パレット輸送
パレットはコンベア輸送テクノロジにより梱包機に置かれます。
パレットの梱包
梱包リングがパレットの周辺を回りフィルムで梱包します。次にフィルムが加熱シールされパレットが降ろされます。
パレット梱包機の制御
パレット梱包機を制御するために機器の中央制御盤のコントローラと機器回転部のアクチュエータの間でデータを交換する必要があります。通信はPROFINETまたはEtherNet/IP™経由で行います。従来のコレクタ線による伝送方式はイーサネットの限界に達しています。

「従来のOctopusマシンの配置では、制御システムの起動ドライブと動作部の起動ドライブの間のデータ伝送が大きく制限されていました。無線ソリューションでオプションが増え、信頼性が向上しています。製品はもちろん、フエニックス・コンタクトの対応やサポートにも非常に満足しています。

Janne Koskela氏, 技術マネージャー
梱包機のBluetooth EPAモジュール

信頼性が高く摩耗のない通信に使用されるBluetooth EPAモジュール

コレクタ線の代わりに、フエニックス・コンタクトの産業用Bluetooth通信ソリューションで、セントラルコントローラと動作中の機器部品の間の信頼性があり摩耗フリーの通信を確保します。Bluetooth EPAモジュールは特にフレームデータの通信を行うために開発されました。堅牢なモジュールはIP65で過酷な産業環境での使用に適しています。このシステムにはアンテナが特別に組み込まれており、PROFINETやEtherNet/IP™などのオートメーションプロトコルを簡単に確実に無線伝送します。
このとき無線テクノロジにはBluetoothが選ばれますが、これは周波数ホッピング方式とWLANチャネルブラックリストが2.4 GHz周波数帯で既存のWLANネットワークを用いてエラーフリーの並列運用を保証するからです。

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