SD FLASH 512MB MODULAR MUXの基本機能はコントローラをプログラミングせずにマルチプレクサソリューションを柔軟に活用したいと考える人を対象にしています。これを有効にするには、わずか数個のワイヤージャンパと最低限のコンフィグレーションが使用されます。このとき標準コンポーネントを使用し（ILC 131 ETH x2、SD FLASH 512MB MODULAR MUX x2）、また必要な入力端子および出力端子も使用します。マルチプレクサコンポーネント（ILC 131 ETH）2台の間の通信がイーサネットケーブルまたは透過的なワイヤレス伝送で完全に自動的に確保されます。
両方のマルチプレクサを1つのイーサネットに組み込むこともできます。必要なイーサネットのコンフィグレーションはILC 131 ETHのウェブインターフェースから行います。これはPCと標準ブラウザで簡単に実行できます。
注記：コントローラのセーフティ関連部品を使用して、MODULAR MUXシステムの外部でセーフティ関連のスタートアップ抑制機能を常時行ってください。その際、関連する基本的かつ実績のある安全原則を遵守してください
次の標準コンポーネントが必要です。
ILC 131 ETH（製品番号2700973）ｘ2
SD FLASH 512MB MODULAR MUX（製品番号2701872）ｘ2
2つのシステムを接続するには、イーサネットケーブル（有線の場合）ｘ1が必要となります。
フエニックス・コンタクトのInline Moduleラインアップ（ロゴマーク付き、下記を参照）の入力端子および出力端子も指定数分だけ必要です。
TCT/IPデータを透過的に伝送できるすべてのワイヤレスシステムでILC 131 ETHをマルチプレクサシステムに接続できます。
この場合、フエニックス・コンタクトの次のワイヤレスシステムが適しています。
FL BT EPA 2（製品番号1005869）ｘ1
FL EPA 2（製品番号1005955）ｘ2
およびFL WLAN 24 XX 802-11シリーズのWLANイーサネットコンポーネント
