終端ボード、INTERBUSとEthernetネットワークを接続
Ethernet(IEEE 802.3)は、PC、ワークステーション、他のコンピュータをネットワークで結ぶ世界標準です。オートメーション技術におけるEthernetは工場やプラントのインフラストラクチャで、通常の通信タスクを扱います。
INTERBUSを使えば、センサからロボットや産業用コントローラまでのすべてのフィールドデバイスを単一のネットワークにリンクさせることができます。INTERBUSにより、フィールドデータを上位Ethernetネットワークに直接統合する最適条件が備わります。
INTERBUS EthernetカプラIBS 24 ETH DSC/I-Tを使えば、さまざまなI/Oモジュールとインテリジェントフィールドデバイスを接続するINTERBUSシステムをEthernetネットワークに接続できます。終端ボードに統合されているゲートウェイ機能により、EthernetとINTERBUSフィールドデバイスのデータの効果的な直接交換が保証されます。このためEthernet内の1台以上のコンピュータからINTERBUSフィールドバスデバイスのデータに柔軟にアクセスできます。
INTERBUS Ethernetカプラは汎用のINTERBUS終端ボードで、TCP/IPプロトコルを使ったEthernet経由のアクセスを提供するすべてのコンピュータや制御システムに対応します。このカプラは、SUN、HP、DECのワーク初手ションやWindows NTプラットフォームのアプリケーションにもリンクします。標準化された通信プロトコルであるTCP/IPは世界中に知られており、あらゆるコンピュータアーキテクチャとOSで利用可能です。
強力なワークステーションとWindows NTプラットフォームには接続先のINTERBUS入力/出力モジュールおよびフィールドデバイス経由でプロセスにアクセスする機能があり、オートメーション機能を実行することができます。INTERBUS EthernetカプラはEthernetネットワーク内にあるコンパクトで効果的なデータ集線装置で、プロセスコントロールと材料フローシステム、および生産データ収集と品質保証の画期的な通信ソリューションを実現します。