M12 push-pullコネクタの360度ビュー
プラグ&プロデュース(Plug and Produce)機能により、M12 push-pullコネクタは狭い場所でも確実な接続が可能です。この接続方法については、隣の3Dビューで図解されています。
フエニックス・コンタクトは、M12 push-pull高速嵌合方式により、機器およびフィールド配線における堅牢な接続コンセプトを提供しています。このプッシュプルシステムは、異なるメーカー共通のプラグイン互換性があり、挿入が非常に楽なため、便利で安全、簡単です。
プラグ&プロデュース(Plug and Produce)機能により、M12 push-pullコネクタは狭い場所でも確実な接続が可能です。この接続方法については、隣の3Dビューで図解されています。
限られたスペースでも、異なるメーカー共通の嵌合方式を使用して、プラグ接続が確実で便利になりました。ねじ接続方式と比較して、設置時間が最大80%短縮されます。
M12 Duo形状により、実績のあるM12ねじコネクタまたは新しいプッシュプル高速接続テクノロジを使用した柔軟なフィールド配線が可能になります。既存のM12ソリューションにもプッシュプル機器を簡単に統合することができます。
パネル内蔵タイプのM12ポートを備えた新しいM12 push-pullコンセプトにより、筐体面からの飛び出しがない取付けが可能になります。高密度配線により、機器設計をよりコンパクトにすることができます。
現場での拡張を簡単に実現:プッシュプルインナーおよびアウターロック付きコネクタを備えた電線中継接続を実現することができます。
M12 push-pull組立式コネクタで、ケーブル長を柔軟に指定することができます。簡単で工具不要なプッシュロック(Push-Lock)接続方式により、現場での配線が可能なため便利です。
一貫して標準化されたプッシュプル製品ラインアップにより、世界中での可用性が確保されます。IEC 61076-2-010標準化により、異なるメーカー共通の互換性あり
M12 push-pullは、IEC 60529準拠の信頼性の高い防塵・防水保護を提供します。コネクタや機器は、IPX5およびIPX7の要件に準拠して試験済みです。これらの試験では、試験対象は12.5 L/minの噴流に3分間以上さらされ、深さ1 mの水に30分間浸漬した後に損傷がない状態でなければなりません。
プッシュプルコネクタは振動と衝撃にさらされます。振動台の上でこれらの干渉のシミュレーションを行います。この間、1 μsを超える接触の中断は許容されません。
IEC 60512-13-2準拠の引張耐荷重試験では、M12 push-pullコネクタは300 Nの引張荷重に60秒超耐えなければなりません。この試験中、コネクタにもケーブルにも損傷がない状態でなければなりません。また、コネクタのロック機構が緩んではなりません。加えて、プラグイン接続を簡単に解除できる必要があります。
IEC 60998-2-1準拠の回転試験では、垂直に固定されたM12 push-pullコネクタを嵌合コネクタに接続します。試験荷重5 kgを、電線の端部から吊るします。電線は軸を中心に150回回転させた後、損傷がない状態でなければなりません。また、コネクタのロック機構は試験中解除されず、かつ試験終了時には問題なく解除できなければなりません。
UL 2238a準拠の試験Part 2では、プッシュプル嵌合ロック機構を13.7 N以上の荷重で360°回転させます。ロック機構のその他の試験同様、コネクタやケーブルに損傷があってはなりません。コネクタのロック機構は試験中解除されず、かつ試験終了時には問題なく解除できなければなりません。