PHOENIX CONTACT | フエニックス・コンタクトグループの行動規範

セクション1 セクション2 行動規範が必要な理由 4 事前に知っておくべきこと 2.1 行動規範とは 2.2 行動規範と企業理念との関係性 2.3 行動規範はすべての従業員のために 6 7 8 9 トピック概要 2 Phoenix Contact

セクション3 セクション4 どのような原則に基づいて行動すべきか 3.1 法令遵守 3.2 人権および企業のデューデリジェンス 3.3. サステナビリティ 10 11 12 15 お問い合わせ先のオプション 4.1 フエニックス・コンタクトのお問い合わせ先のオプション 4.2 内部告発者の保護 28 30 31 3.4 日常業務における差別禁止、敬意、誠実さ 16 3.5 安全衛生と健康の維持 3.6 環境保護とエコロジー 3.7 データ保護 3.8 情報セキュリティ 3.9 ビジネス取引における誠実さと公正さ 3.10 利益相反の取扱い 3.11 品質と製品の安全性 3.12 国際貿易 3.13 情報と専門知識の保護 17 18 20 21 23 24 25 26 26 Phoenix Contact 3

1 | 行動規範が必要な理由従業員各位当社は全世界で活動し、国際的に業界をリードする、独立系の家族経営企業であり、日常の業務を導く強い結びつきと優れた企業風土を備えています。社員を雇用し、イノベーションや、自主性、全世界に広がる100を超える拠点での強いパートナーシップと共に、事業を推進しています。多くの文化的な領域で活動し、幅広くさまざまな人々と日常的に交流を行っています。この多様性や異種性には共通の土台が必要となります。だからこそ、当社は長期にわたり、ドイツ電気電子工業連盟（ZVEI）の行動規範に賛同してきたのです。当社はこの規範を今後も制約なく継続的に適用します。当社では、この土台を構築し、フエニックス・コンタクトグループの補足的な行動規範を用いて、より広範な基盤に配置していきたいと考えております。ここでは私たちの行動の法的および道徳上のガイドラインを定義しており、日常の業務に私たちの価値観を反映させるのにも役立ちます。私たちがこれを実行する理由は、業務の成果、そしてその成果を挙げるための方法の両方が私たちにとって重要であるためです。適切な行動を通じて、当社は優れたイメージを築き上げてきました。これは当社の企業としての成功の前提条件と考えています。これは私たち1人1人の信用であり責任でもあります。持続可能な企業の発展や長期的な企業の自主性を確保するため、当社の優れた評判を将来にわたって発展させるために、共に積極的に貢献していきましょう。エグゼクティブボードメンバー Frank Stührenberg Dirk Görlitzer Torsten Janwlecke Ulrich Leidecker Dr. Frank Possel-Dölken Axel Wachholz Phoenix Contact 5

2 | 事前に知っておくべきこと 2.1 行動規範とはフエニックス・コンタクトの行動規範は、私たち全員に拘束力があります。それは社内外における日常的な行動に関する主要なガイドラインを透明化し、毎日のビジネスにおいてどのように行動するべきかという問いに答えます。また、法的な側面とともに、誠実さや倫理観に関する私たちの期待も含まれています。当社のビジネス上の利益と基本方針が相反する場合、このガイドラインが常に優先されます。例えこれによりビジネス取引を失う結果になっても同様です。私たちは、誠実さをもって行動し、当社の優れた評判を維持することが常に優先されます。さらに、本行動規範は、当社の全社規模のコンプライアンス管理システムの中心であり、上部構造でもあります。重要なトピックについては本書の中心部分で述べられ、詳細な規則で詳しく述べられています。 Phoenix Contact 7

2.2 行動規範と企業理念との関係性当社のパーパス、ミッション、企業文化の基礎は、長年にわたり企業理念に組み込まれてきました。それは依然として制限なく適用され、行動規範にも反映されています。 8 Phoenix Contact テクノロジとイノベーションへの情熱を持ち、持続可能な世界を共に創造していきます。ミッション電化、ネットワーク化、オートメーションのすべての人に利用可能となる世界にソリューションで、再生可能エネルギーが貢献します。企業文化企業の独立性を重んじ、独立精神行動します。革新的であり創造的イノベーションを持続可能な未来への架け橋と考え、積極的な企業活動を展開します。信頼のパートナー親しみやすさ、相互のコミットメント精神、誠実さに基づき行動します。お客様やビジネスパートナーともたらされる関係を築きます。共通の目標を達成するため、従業員の信頼を培い、成長を支援します。持続的な利益が . . 5 L 0 0 0 1 2 - 2 0 R N / 1 4 2 5 8 3 1 / 1 2 / 0 1 n o i t i d E

2 | 事前に知っておくべきこと 2.3 行動規範はすべての従業員のために行動規範は職務やその他の個人的属性に関わらず、すべてのフエニックス・コンタクトの従業員に適用されます。それは就業時間内に適用されます。就業時間以外にも、フエニックス・コンタクトの従業員または代表として行動するときには必ず、同じ基準を守るべきです。行動規範に関する質問や懸念がある場合、さまざまなお問い合わせ方法があります。行動規範に対する違反があったと考える場合も同様です。お問い合わせのオプションは本文書の最後に記載されています。 Phoenix Contact 9

3.2 人権および企業のデューデリジェンス人権は取り消すことができません。それは世界中のすべての人々に平等に与えられた権利です。当社は企業として、人権尊重をお約束します。具体的には以下の項目が含まれます： • 児童労働の禁止（ILO条約第138号、第182号） • 強制労働およびあらゆる形態の奴隷制の禁止（ILO条約第29号、第105号） • 雇用地の法律で適用される労働安全衛生の義務を無視することの禁止（セクション3.5も参照） • 結社の自由を無視することの禁止（ILO条約第87号、第98号） • 雇用における不平等な扱いの禁止（セクション3.4も参照） • 適正賃金の天引きの禁止 • 環境汚染による生命の基盤となる自然環境の破壊の禁止 • 土地の権利を不法に侵害することの禁止 • 指導や管理不足により悪影響が生じる可能性がある場合を除き、公的または私的な治安部隊の雇用または使用の禁止 • GSCA第2条第1項に準拠し、保護された法的地位を直接的に損なう可能性のある義務違反におけるその他の行為または不作為の禁止 12 Phoenix Contact

3 | どのような原則に基づいて行動すべきか当社のデューデリジェンスは、工場の門を出た時点で終わるものではありません。当社のサプライチェーンで利用可能な法的枠組みも利用して、関連規格の遵守に向けて取り組み、それを法的枠組み内で保護します。人権は、フエニックス・コンタクトグループ内で一貫して実施している当社の企業デューデリジェンスと密接に関連しています。また、サプライチェーンにおいても、当社の企業デューデリジェンスを適切に果たしています。現在、このための基盤と法的枠組みは、ドイツサプライチェーン法（GSCA）によって規定されています。当該活動の詳細は、当社ホームページのポリシーステートメントとして、法的に定められた期間内に透明かつオープンに公表しています。対応する義務や禁止事項は、すべての従業員やその他利害関係者にとって透明性のあるものとなるよう、本行動規範の一部やその他の場所に記載されています。これには、前述の人権問題の他に、環境に関するデューデリジェンスも含まれています。 Phoenix Contact 13

3.3 サステナビリティ環境、社会、ガバナンスの側面における調和は、フエニックス・コンタクトの持続可能な経営と企業責任の骨組みとなります。サステナブル（持続可能）な社会の実現に貢献することは、私たちにとって重要なことです。 3 | どのような原則に基づいて行動すべきかフエニックス・コンタクトでは、サステナビリティ（持続可能性）に集中して取り組んでいます。10年戦略の一環として、サステナビリティは企業理念の重要な側面として盛り込まれました。 • フエニックス・コンタクトのサステナビリティは、関連規格に準拠して、環境、社会、ガバナンスの3つの側面から構成されています。当社の活動や意思決定は、この3つの側面の枠組みの中で行われています。 • 当社は独立系の家族経営企業として、サステナビリティを将来の発展のための基盤と考えています。 • 私たちは、既存の組織全体でサステナビリティを実践し、フエニックス・コンタクトグループ全体において3つの側面に基づいた進展監視を全世界で継続的に展開しています。当社の企業責任とコミットメントに関する詳しい情報は、当社のホームページで透明性をもって公開されています。 phoenixcontact.com/codeofconduct Phoenix Contact 15

3.4 日常業務における差別禁止、敬意、誠実さ礼儀正しく、公正で誠実な振る舞いは、相手と対話するうえで私たちの基本となるものです。 • 私たちの対話は、公正で礼儀正しく、思慮深い振る舞い、平等の権利、機会均等を特徴とします。 • 私たちは、一人ひとりの尊厳を尊重し、暴力行為や軽蔑など、他者に対する不適切な行動には強く反対します。 • 私たちは、雇用における差別や不平等な待遇について、例えば、国籍や種族的出身、社会的出身、健康状態、障害、性的指向、年齢、性別、政治的意見、宗教、世界観、その他いかなる理由であっても、それが雇用の要件（ILO条約第100号、111号を含むがこれに限らない）によって正当化されない限り、容認しません。 16 Phoenix Contact

3 | どのような原則に基づいて行動すべきか 3.5 安全衛生と健康の維持当社は、従業員と共に、安全かつ健全な労働環境を維持します。特に、雇用地の法律で適用される労働安全衛生の義務を遵守します。 • 当社は、事故やケガを予防し、従業員が健康かつ安全に働ける環境作りを促進します。 • 一方で従業員の皆様には、健全かつ安全な労働環境の維持・促進に積極的に尽力していただきます。特に、一般規定や安全に関わる規則を遵守し、従業員本人のみならず同僚へも同様に配慮してください。 • 不適切な安全に関する基準、危険な労働条件、労働衛生および安全規則への違反には注視し、予防的措置を取ることができるようにします。 • 改善が必要な場合は、積極的に注意喚起を行います。 Phoenix Contact 17

3.6 環境保護とエコロジー環境を保護すると共に、例えば、私たちの仲間の健康を守ることは、私たちにとって重要な目標です。資源を大切に使うという考え方は、私たちのすべての行動に反映されます。 • また、当社の企業デューデリジェンスには、環境的側面も含まれます。これには、製品の中に含まれる物質における禁止・制限事項の遵守、およびGSCA（水俣条約、残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約（POP条約）、およびバーゼル条約）の関連条項に基づいた廃棄物の処理の両方が含まれます。 • 持続可能なビジネスを維持するための一環として、当社は関連する環境保護基準および規制を満たします。 • さらに、当社では、環境適合性、資源の有効活用、気候保護を優先的に考慮し、活動を行っています。 • 天然資源は責任を持って使用し、エネルギーおよび環境管理プログラムに積極的に取り組みます。 • 当社では、適用される国際的な法的要件、欧州および国内の法的要件、ならびに当社製品の材料要件を定義する社内の必須規制、ガイドライン、規格を遵守しています。 18 Phoenix Contact

3.7 データ保護当社は、当社に個人データを委ねるすべての人々を保護します。 • データ保護は、他の問題の中でも特に、ドイツの憲法で保証されている権利および欧州連合法の原則でしっかりと確立されており、一般的なプライバシー権利の保護に役立ちます。そのため、当社は個人データの保護を非常に重要であるとみなしています。 • 確実にデータ保護を行うため、当社グループ企業内で他の模範となる適切なデータ保護を確保し、さらに発展させることを目的として、社内規定を作成しています。 • 当社では、データ保護を他と切り離して考えるのではなく、すべての関係者の利益を考慮したソリューション志向の対応策を講じます。そのような行動の中で疑念が生じた場合は、情報における個人の自律性を優先します。 20 Phoenix Contact

3.8 情報セキュリティ情報セキュリティは、当社および当社が処理するデータに対して適切な保護レベルを確保する上で非常に重要です。 • 高性能なITシステムを運用することは、日常業務には欠かせません。さらに、それはデジタル化の分野で革新的なソリューションを提供する企業としては当然のことです。そのため、インフラ保護も同様に重要です。 • ITシステムとビジネスデータのセキュリティの原則は、情報セキュリティに関する当社の指令および国際的なIT規格に記載されています。そのため、当社はそれらを理解して従います。 • 情報セキュリティは電子システムの使用に限りません。これらのシステム以外にも、私たちは常に必要な配慮をもって行動していきます。 Phoenix Contact 21

3 | どのような原則に基づいて行動すべきか 3.9 ビジネス取引における誠実さと公正さ当社は自由競争の誠実さを尊重し保護します。 • 汚職や賄賂の授受は一切許容しません。具体的には、不当な利益や金銭的な賄賂の授受が含まれます。 • ビジネスパートナーと取引をする際、当社は汚職や不誠実な商行為に見えるようなことも回避します。 • ビジネス上のつながりを個人的利益のために利用することはありません。 • 自由競争を制限することを意図するいかなる種類の商行為も固く拒否します。この目的で、特に独占禁止法の規制を全面的に受け入れています。 • また、競合他社とも礼儀正しく公正な取引を維持します。これは私たちがフエニックス・コンタクトを宣伝する方法にも適用されます。 Phoenix Contact 23

3 | どのような原則に基づいて行動すべきか • もちろん、関連するすべての製品安全法、およびそれらに組み込まれている指令や規格を遵守しています。このようにして、当社製品・ソリューションの品質の高さや、関連するすべての国際的な規制・規格への準拠を確実にしています。 • 当社の目的は、関係する製造プロセスやビジネスプロセスからアフターサービスまでの、包括的かつ効果的な品質管理システムを確保することでもあります。 3.11 品質と製品の安全性当社の指針は、お客様にご満足いただけること、そして当社との取引における喜びを感じていただくことにあります。これは製品の品質のみに適用されるものではありません。 • 当社が提供する製品とソリューションには、高い基準を設けています。当社では、品質のみならずイノベーションにも重点を置いています。当社はこれを、将来への革新的な架け橋であると考えます。単に満足させるだけではなく、感動を与えるソリューションを生み出します。 • お客様には、当社から高品質で欠陥のないソリューションや製品を調達する権利があります。当社は常にプロセスをこの目標に合わせて調整します。ここでは、特に製品の安全性が非常に重要です。 Phoenix Contact 25

3.12 国際貿易当社の成功の秘訣は、グローバルな協力体制、そして世界中で行われる商品の取引です。国際貿易を行う場合、国内および海外の規制に従います。 3.13 情報と専門知識の保護情報や専門知識は、企業の成功の礎です。私たち自身や第三者のどちらにも当てはまります。 • 当社は国際貿易活動が、いかなる関連規制にも違反しないことを保証します。 • 海外との取引では、各国の禁輸措置に基づく制限事項や禁止事項の可能性、材料に関する制裁措置（デュアルユース）、当社製品の重要な最終用途などについて常に確認しています。 • また、国内外を問わず、すべてのビジネスパートナーに対し、該当の制裁措置リストを使用して審査を徹底しています。 • 情報、専門知識、知的財産は、企業活動の成功において非常に重要な役割を果たします。そのため当社では、関連情報を取り扱う際に適切な注意を払うことに重きを置いており、適切な保護措置を講じます。 • 特に私たちは、例えば当社のノウハウ保護ポリシーに規定されているように、情報の移動に関する規制、ならびに業務上およびビジネス上の機密に関する機密保持の義務に従います。 • また、当社は、第三者の機密情報、専門知識、および知的財産についても尊重します。 26 Phoenix Contact

4 | お問い合わせ先のオプション Iceland Finland Norway Sweden Denmark Estonia Latvia Lithuania Ireland United Kingdom Belgium Netherlands Poland Blomberg, Germany Luxembourg Czech Republic France Austria Slovakia Ukraine Kazakhstan Mongolia Spain Portugal Morocco Algeria Italy Tunisia Switzerland Slovenia Croatia Bosnia and Herzegovina Hungary Moldova Romania Serbia Kosovo Montenegro North Macedonia Greece Cyprus Egypt Ghana Nigeria Cameroon Uganda Kenya Tanzania Zambia Mozambique Mauritius Namibia Zimbabwe Botswana South Africa South Korea Japan China Pakistan Bangladesh Taiwan, China Bulgaria Georgia Uzbekistan Turkey Armenia Azerbaijan Lebanon Iraq Israel Kuwait Jordan Bahrain Qatar Saudi Arabia UAE Oman India Sri Lanka Myanmar Thailand Philippines Malaysia Vietnam Singapore Indonesia Australia New Zealand Canada USA Mexico Dominican Republic Guatemala Honduras Nicaragua Costa Rica Panama Colombia Ecuador Peru Trinidad and Tobago Venezuela Brazil Bolivia Paraguay Chile Uruguay Argentina フエニックス・コンタクトグループの行動規範に関して何かご質問はありますか。特定の問題を判断する際のサポートが必要ですか。記載されたトピックまたはそれ以外に関して、特に懸念されていることはございますか。懸念事項に関しては、適切なお問い合わせ先のオプションをご紹介したいと思います。当社のオープンな交流文化の枠組み内で、懸念に関しては、まず、率直なアプローチで直接対処する必要があります。もちろん、適切なお問い合わせ先は個々のお問い合わせ内容によって異なるため、これはすべての場合で可能なわけではありません。お選びいただくお問い合わせ先は、最終的にはお客様ご自身のご判断によるものとなります。 Phoenix Contact 29

4.1 フエニックス・コンタクトのお問い合わせ先のオプション当社の経営チームと取締役懸念事項に関しては、いつでもラインマネジメントチームに相談することができます。また、懸念事項について取締役（Executive Board）に相談することも可能です。コンプライアンス組織お住まいの地域に現地のコンプライアンス管理チームがある場合は、お問い合わせ先のオプションとしてお選びいただけます。一元的には、企業コンプライアンス管理（Corporate Compliance Management）に連絡することができます。法務部門特に法的なアドバイスが必要な場合は、法務部門に問い合わせることもできます。人事部門多くの問題に関するお問い合わせ窓口は、コーポレート・ヒューマン・リレーションズ（Corporate Human Relations）部門にあります。イントラネットの該当ページに、主なお問い合わせ先が記載されています。企業ファシリティマネジメント企業ファシリティマネジメント（Corporate Facility Management）は、環境保護やエコロジーに関するあらゆる質問や懸念を取り扱います。内部通報制度フエニックス・コンタクトでは、特に法的規制違反の可能性を報告するために、内部通報制度を設けています。当社の内部通報制度は、GSCAに準拠した苦情処理手続きとしても利用することができます。製品コンプライアンス製品コンプライアンス（Product Compliance）部門は、製品関連の法的規制に関するご質問にお答えします。取締役（左から）： Axel Wachholz, Torsten Janwlecke, Frank Stührenberg, Dr. Frank Possel-Dölken, Dirk Görlitzer, Ulrich Leidecker 30 Phoenix Contact