概要に戻る

ノイラート(Neurath)にあるRWE発電所の廃水処理場における信頼性の高いワイヤレス通信

概要

円形スクレーパ上の全方向性アンテナ  

全方向性アンテナが円形スクレーパに設置されています。

  • ノイラート(Neurath)にあるRWE発電所で生成される廃棄物処理水は、専用の廃水処理場で処理されます。
  • 近代化の一環として、オペレータは廃水処理場を遠隔操作することができるようにしたいとも考えました。
  • フエニックス・コンタクトのワイヤレステクノロジおよびその他部品により、プラントが柔軟かつ確実に動作できるようになります。

お客様のプロファイル

廃棄物処理水の浄化  

発電所独自の廃水処理場により、廃棄物処理水が浄化されます。

RWE Power AG社はドイツのグレーヴェンブローホ(Grevenbroich)の南にあるノイラート(Neurath)発電所を運営しています。

4400メガワットの発電端出力を持ち、ドイツでは最大の褐炭発電所であり、ヨーロッパでは2番目に大きな発電所です。最適化されたシステムテクノロジ搭載の2つの新たなブロックには、43%の効率性が備えられています。

アプリケーション

RWE社のプロジェクトマネージャー、Stefan Strasser  

RWE社のプロジェクトマネージャー、Stefan Strasser

廃棄物処理水を浄化する発電所の廃水処理場は、2014年に完全に近代化されました。電気および制御エンジニアリングを改善する過程で、以前はブラックボックスシステムとして使用されていた独立コントローラが排除され、ABB社のProcontrol P14制御エンジニアリングに統合されました。

改修の目的は、以前は用地内でしか操作できなかった廃水処理場を遠隔操作できるようにすることでした。そのためには、全エリアを制御室のモニタで表示させ、プロセスシーケンスはリアルタイムで表示させる必要がありました。

「円形スクレーパの回転運動が連続的でスリップリング数が限定されていたため、メンテナンスしやすいスリップリングパッケージを使用してフィードバックと制御コマンドを送信することは不可能でした」とRWE社のプロジェクトマネージャーStefan Strasserは述べています。そのため、彼と同僚はすべてのシステム部品の高可用性の要件を満たすのに十分な堅牢性を備えた通信ソリューションを探しました。

ソリューション

円形スクレーパ用制御盤  

制御エンジニアリング用の中央スイッチギアキャビネット

「他のRWE発電所でのRadiolineワイヤレスシステムの良好な使用については既に知っていたので、フエニックス・コンタクトに問い合わせました」とStrasserは報告しています。オンサイトでの検査の際、データ交換の信号強度と信頼性を評価するために無線周波数サイト調査が実施されました。

すべての試験が肯定的な結果で完了後、RWE社の従業員がフエニックス・コンタクトのサポートを受けてワイヤレス伝送路の計画を開始しました。4つの各円形スクレーパは、独自のワイヤレスシステムが導入されることになりました。P14制御エンジニアリング用の中央スイッチギアキャビネットは、廃水処理場のポンプハウスに収容されています。さらに、異なる電圧レベルでの多くの信号がフォトカプラによってフローティングに転送される必要がありました。

計画段階の完了後、プロジェクトは正式に入札され、ケルン(Cologne)に本拠地があるSAG GmbH社により獲得されました。このサービスとシステムのサプライヤーは、発電所の用地内のワークショップで円形スクレーパ用の4台の制御盤と制御エンジニアリング用の中央スイッチギアキャビネットを作成しました。その後、IP65保護付きステンレス製の制御盤を廃水処理場に設置しました。

円形スクレーパが連続的に円形経路を移動するため、各制御盤には全方向性アンテナが装備されています。ポンプハウスの受信機には、合計4つの指向性アンテナがあります。これにより、円形スクレーパの現在地に関わらず、最適な信号強度を得ることができます。アンテナシステムを保護するために、RWE社の従業員は最高の可用性を確保に向けてフエニックス・コンタクトのサージ保護機器を制御盤とともに設置しました。冗長電源も使用されます。「電圧変換用のQUINT製品ラインアップの電源ユニットに加え、1台の電源ユニットの故障によってシステム全体が停止することがないように、アクティブ冗長化モジュールも使用しています」とStrasserは報告しています。

まとめ

「Radiolineモジュールの起動は非常に簡単であることが証明されました。」とStrasserは最後に述べています。「私たちがすべきことは、機器上のサムホイールを介して無線モジュールを互いに割り当てることでした。これにより、デジタル入力が関連する出力と同じ番号に設定されます。プログラミングの必要性を要さずに、信号は直ちにシステム全体に正しく分配されます。電源装置を切断して復元した後、ワイヤレス機器は数秒以内に互いを再度自動検索します。私たちはこの装置の操作性の高さとフエニックス・コンタクトのサポートに感動しました。」

フエニックス・コンタクト株式会社

〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜1-7-9
友泉新横浜一丁目ビル6階

Referrer: