信頼性の高い接続テクノロジのトンネル掘削機

概要

Herrenknechtのトンネル掘削機  

Herrenknechtのトンネル掘削機は世界中で使用されている

Herrenknecht社の トンネル掘削機は巨大トンネルを建設中のゴッタルド峠や世界各地で軟弱地盤、混合地盤、あるいは固い岩盤を掘り進んでいます。Herrenknechtグループはドイツのシュヴァナウに本社があり、機械式トンネル掘削における技術とマーケットのリーダーです。

Herrenknechtのトンネル掘削技術は交通用トンネルや共同溝トンネルを建設するために世界中で使用されています。高性能のトンネルインフラストラクチャへの要求は都市化の進行、世界規模の経済ネットワーク、人口増加、気候変動などの時代の大きな流れに後押しされています。

同社は1977年に設立されました。2011年には従業員約5,000名、売上げは11億ユーロでした。Herrenknechtは最大径19 mのトンネル掘削システムを開発、製造、販売しています。Herrenknechtのトンネル掘削機は「Sissi」と呼ばれ、2010年10月にはゴッタルド基底トンネルの世紀のプロジェクトで東側の部分を開通させたことがトップニュースになりました。

アプリケーション

工場長のVolker Rastetter  

工場長のVolker Rastetter

「トンネル掘削機の製造はすべての工程を数ヶ月で終了する必要があります」とシュヴァナウにあるHerrenknechtの制御盤製造工場の工場長Volker Rastetterは説明します。「機器制御台、制御盤、ジャンクションボックスの組立てと配線はわれわれがここシュヴァナウで行っています。」 最後にシュヴァナウの工場で掘削機に電子機器を取り付けます。ここで機械を始動させ、全面的な試験を実施します。

掘削機をシュヴァナウの工場からトンネル建設現場に移動する際は移動可能なユニットに分割します。電線やケーブルをインターフェースから取り外し、目的地でもう一度接続します。「古い端子台は接続が少々大変でした」と、会社がこの技術に切り替える前のことを思い出しながらRastetterは述べます。「時には再接続できずに、交換しなければなりませんでした」。

掘削機も組込みコンポーネントもトンネル掘削時には極めて大きな負荷を受け激しく振動します。現場では「時は大いに金なり」であり、トンネル掘削中に接触不良で作業が中断したり機械が止まるのはメーカーや建設会社にとって容認できることではありません。

ソリューション

スプリング接続式端子台で配線  

すばやく便利な配線

フエニックス・コンタクト製CLIPLINE completeラインアップのDINレール用端子台は厳しい負荷にも耐えるよう設計されています。衝撃と振動については素材の選定や適切な生産方法に至るまで設計上で考慮されています。DIN EN 50155強度に準拠した負荷試験(ドイツの鉄道規格)でDINレール用端子台の衝撃性と振動性が実証されます。

中には大型のトンネル掘削機もありますが、その場合も電気設備がぎっしり詰め込まれています。駆動掘削工程や土壌運搬、いわゆるセグメント(多くの場合トンネルの壁となる)を移動させる部品で、すべて省スペースで入れる必要があります。

「狭い設置条件では前面接続のスプリング接続式端子台で簡単に作業できます」とRastetterは述べます。「インストレーションエンジニアは電線の接続だけではなく端子台が通電しているかどうかも常に把握しています」。前面接続式でケーブルダクトを端子台のすぐそばに取り付けることができるため、電線接続のスペースを余分に取る必要ありません。制御盤を省スペース化して配線密度を高めることができます。コンパクトな設計ですが、フェルールを接続したあらゆる定格接続サイズの電線を配線できる便利さがあり、これもスプリング接続式端子台の特長です。

広範囲で複雑な分電もシンプルなジャンパシステムであらゆる制御盤デバイス、センサ、アクチュエータ、負荷にすばやく簡単に接続できます。あらゆる端子台に使用できるCLIPLINE completeの統一ジャンパシステムで隣接していない端子台をブリッジすることも可能です。

さらに、不要なコンタクトはあらかじめ定義した限界点でラジオペンチできれいに取り外すことができます。そしてインストレーションエンジニアがブリッジを指定長まで切断し、上の回路図の組み立てたブリッジにサインペンで印を付ければ十分です。標準ブリッジでユーザー専用コンポーネントを作成できるので在庫と流通の経費を節約できます。

まとめ

CLIPLINE complete  

CLIPLINE completeであらゆる接続方式を組合せ可能

Herrenknechtがスプリング接続式端子台に切り換えることを選んだ主な理由は、導体のオンとオフを何度でも切替えできること、耐振動性接触、前面接続での簡単な配線、実用的なブリッジです。

端子台メーカーのアドバイスとサポートも大きな決め手になりました。多くの図面や部品表を修正する必要があり、「様々な段階での変更にあたり、フエニックス・コンタクトのスペシャリストは常に寄り添ってくれました」とRastetterは述べています。「工場のチームが新しい接続テクノロジをすぐに受け入れてくれたのも自分たちの仲間が最初から意思決定プロセスに関わっていたからです」とRastetterは最後に述べました。

フエニックス・コンタクト株式会社

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