発電所におけるパイプ壁温度の測定

アプリケーション

発電所におけるパイプ壁温度の測定  

発電所におけるパイプ壁温度の測定

過去には、ドイツ国内の多くの従来型発電所はベースロードの安定性を確保するように建設されました。気象に依存する風力発電および太陽光発電のシステムの組込みが進んだことにより、負荷の変動に依存する供給に、すでに強い変動がみられるようになっています。

負荷の変動に依存する供給の変動

以前の負荷分散

以前の負荷分散

負荷分散の現在と今後

負荷分散の現在と今後

そのためベースロード発電所は、全負荷運転のみならず、ときには激しい荷重購買のある低負荷変動にも対応することが、ますます必要になってきています。

石炭火力発電所が低負荷運転向けに設計されたことはありませんでした。これに伴って最適な燃焼とシステム部品への均等な負荷を確保するため、新しい制御方法が必要です。

たとえばボイラーでの最高2,000個の熱電対によるパイプ壁温度の評価は、燃焼とボイラーへの負荷が安定していることの重要な指標です。この情報を評価してメインのオートメーションシステムに転送することにより、ブロックユニットの管理者は制御室に居ながらにして重要なパラメータを入手できます。

ソリューション

分散型ソリューション

フエニックス・コンタクトは、Ni-CrNi熱電対を使用する測定ポイントの分散収集に必要な、すべての部品を提供するだけではなく、必要に応じて組立て済みですぐに使用でき、お客様の要件に合わせて装備したI/Oステーションも提供できます。これらのI/Oステーションは、PROFIBUS DP経由で信号を直接メインのオートメーションシステムに提供するために使用され、フィールドで直ちに設置できます。最適化された制御盤の設計には、約60°Cまでの温度など、関連するすべての周囲条件が考慮されています。

分散ソリューション  

例:分散制御ボックスによる測定値の取得

分散I/Oステーションの構成

  • 24 V冗長化モジュール、I/Oステーションの冗長な
    給電用
  • TP式機器用サーキットブレーカによる、独立した
    発電所の保護
  • 温度測定端子を備えたPROFIBUS DP用バスカプラ(タイプUTH)、
    モジュールの拡張をサポートする冷接点付き
  • 光ファイバケーブルでデータを転送するFOコンバータ
    (必要に応じて)

中央ソリューション

フエニックス・コンタクトはコンポーネントのほかに、中央ステーションの改築用の完全なソリューションも用意しています。すべての測定値は組立ておよび配線済みですぐに使用できる中央キャビネットに取得され、平均値が生成されてメインのオートメーションシステムに送信されます。

たとえば、新しい中央キャビネットの構成は次のとおりです。

  • 温度測定端子を備えたPROFIBUS DP用バスカプラ(タイプUTH)、 モジュールの拡張をサポートする冷接点付き
  • PROFIBUS DP用バスカプラと温度測定端子(タイプUTH)、
    PT100経由で補償測定値を記録
  • 24 V電源経由のPROFIBUSステーションの個別電源
  • TP式機器用サーキットブレーカによる、独立した発電所の保護
  • 測定値を評価しメインのオートメーションシステムに転送する中央コントローラ
  • タッチスクリーンおよび表示ソフトウェア付きのオペレータパネルからの、オンサイトでの視覚化
  • 安全なインターネット通信のための産業用ファイアウォール/ルーター
中央HRソリューション

例:中央キャビネットからの測定値の取得

主な特長:

  • 施設全体が簡単でわかりやすい
  • 直ぐに組立てられるI/Oステーションと中央キャビネットにより設置コストを削減
  • 分散ソリューションで配線作業を節約
  • フィールドで冷接点補償により正確な測定値
  • メインのオートメーションシステムと同等の速さの、個別値の高速デジタル伝送

フエニックス・コンタクト株式会社

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