CCSコネクタを用いて電気自動車を急速に充電します。

概要

Fastned社の急速充電設備  

屋上設置型太陽光パネルにより必要なエネルギーが生成されます。

  • スイス系企業ABB社の電気自動車(Electrical Vehicle)部門は、インターネットを基盤とした充電インフラを開発しています。
  • オランダ系企業Fastned社は、国道のサービスステーションに設置可能な急速充電設備に注目しました。
  • フエニックス・コンタクトのCCS車両用コネクタを搭載したABB社の充電ステーションを使用すると、電気自動車を15分 ~ 20分で150キロメートルの走行分を充電することができます。
  • 従って、サービスステーションや、スーパーマーケット、または銀行で短時間駐車をしている間に、電気自動車を充電することができます。

お客様のプロファイル

2012年、Fastned BV社はオランダの高速道路201号線のサービスステーションに急速充電設備を設置するための設置権を獲得しました。今日では、100を超える場所で電気自動車を充電することができます。フエニックス・コンタクトやABB社と共に、Fastned社は電気自動車の急速充電に対する需要を満たすために協力しています。

アプリケーション

さまざまな車両用コネクタを備えるFastned社のステーション  

CCS、CHAdeMo、およびACコネクタを備えたFastned社の充電ステーション

2020年までに、オランダで登録される約800万台の自動車のうちの2.5パーセントは電動式となり、2025年までにこの数字は12.5パーセントに引き上げられる予定です。将来的には、これらの車両は次第に職場や幹線道路網で充電されるようになります。これらの電気自動車のバッテリーを非常に短時間で充電することが可能でなければなりません。

このような状況を背景に、2013年夏、Fastned社は適切な充電ステーションを提供する契約をABB社に授与しました。充電ステーションにはオープン規格に基づくクラウドリンクがあり、すべてのサービスや支払いのアプリケーションに接続することができます。さらに、すべての電気自動車の充電を可能にする、すべての関連する急速充電コネクタが装備されています。

ソリューション

タイプ2 CCSコネクタ  

タイプ2 CCSコネクタを使用すると、高い充電電流と電圧を実現できます。

ABB社はフエニックス・コンタクトのCCS(Combined Charging System:コンバインド充電システム)車両用コネクタを使用しています。さらに、ステーションには、CHAdeMO(Charge de Move - 移動用充電)コネクタに加え、AC電源による従来型充電に対応可能なIEC 62196準拠のACコネクタ(タイプ2)を含んでいます。CCSコネクタを使用すると、電流200 Aおよび最大電圧1000 Vの充電が実現でき、最新の車両用バッテリーを30分以内に充電することが可能になります。

規格に従い、車両用インレットには電気機械式のインターロックアクチュエータが取り付けられています。これにより、充電プロセス中に車両用コネクタが嵌合面の側面に固定されるか、嵌合面の固定クリップに直接固定されます。アクチュエータボルトは高い引抜力にも耐えるように設計されています。安全な充電プロセスを確保するために、充電電流も監視する必要があります。温度センサはシステムが過熱した場合に検知します。その後、信号出力は電力コンタクトの温度を充電ステーションに伝送し、次に充電プロセスを中断するか、充電パワーを落とすことができます。 

Fastned社の充電ステーションは、太陽光パネルが装備されており、風力および太陽光から100%発電されたエネルギーを使用して電気自動車を充電することができます。個々のステーションのバッテリーストレージシステムは、日光が不十分、またはほぼ無風の場合に発電されるエネルギーのバッファとして機能します。長い待ち時間を避けるために、ステーションごとに少なくとも2本の急速充電スタンドを設けています。さらに、顧客はWi-Fiネットワークにアクセス可能です。例えば、車を充電中に、電子メールを読んだり、会議の準備をしたり、音楽を聴いたり、またはテレビを観たりすることさえできます。Fastned社は、充電速度が速いほど充電コストも削減されると確信しています。1日に何百台もの電気自動車が充電できる場合、企業が導入したハードウェアに掛かる財政支出は、すぐに回復できることになります。

まとめ

Fastned社のステーションで使用されるフエニックス・コンタクトのタイプ2 CCSコネクタにより、電気自動車を15分 ~ 20分で150キロメートルの走行分を充電することができます。ABB社の電気自動車および充電インフラ事業開発部門(Electrical Vehicle and Charging Infrastructure Business Development Unit)の副社長(Vice President)であるCrijn Bouman氏は次のように述べています。「さらに高電流での計画が進んでいますが、すでに車両用コネクタを通じて1000 Vを200 Aで供給することが可能です。」 将来、外出先での急速充電用の充電パワーは、少なくとも100 ~ 350 kWになる予定です。従って、充電ステーションおよびコネクタの熱収支が非常に重要になります。Bouman氏は次のように主張します。「そのようなコネクタを供給できる企業はごくわずかです。つまりフエニックス・コンタクトが、この分野において、私たちに付加価値を与える全く新しい世界を切り開いているのです。」

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