NFPA 79に関する情報

NFPA 79に対応

NFPA 79(2018年版)に対応

機械メーカーへの注意事項:米国では地域により、機械にサージ保護が必須となります。ご使用の機械が新しいNFPA 79(2018)に対応していることをご確認ください。

北米内で製品を輸出または販売する機械メーカーおよびシステムメーカーは、現地で適用される法律や規制の対象となります。NECとは別に、最も重要な技術規格の1つは、NFPA 79規格の2018年改訂版です。
サージ保護機器(SPD)使用時に適用されるNFPA 79の必須条件についてこちらをご覧ください。

特長

  • NFPA 79(2018)準拠。すべてのVAL-US製品はUL Listedの認定取得済みマークがあります。
  • 短絡電流が製品のSCCRを超えないこと。200 kAの高いSCCR。
  • NFPA 79 (2018)の要件が遵守されているため、検査官によるシステム承認が簡素化されます。
  • NFPA 79 (2018)の要件に準拠したすべてのVAL-US製品を汎用的に使用。
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NFPA 79(産業機械用電気規格)は、米国での産業用機械の安全規格を定める米国規格です。誤って実装した場合、機械の危険な状態につながる可能性のある電気的および電子的コンセプトを規定しています。とりわけ、過電流保護、ケーブル配線、および安全回路、最新版ではサージ保護の使用などがあります。
NFPA 79は3年ごとに改訂されます。最新版は2018年に発行されました。

試運転が行われる機械はすべて、最初に点検され、検査官により承認されなければなりません。米国電気工事規程(NEC - NFPA 70)とともに、この検査はNFPA 79規格にも基づいています。検査官により機械が完全に規格を遵守していないと判断された場合、NFPA 79の承認が却下される可能性があります。この場合、機械の試運転を行うことはできません。

この指令は、米国のすべての産業用機械に適用されます。各州または地域で適用されるNFPA 79規格の版は、その州や地域の有効な米国電気工事規程に依存します。「危険区域」に設置されている機械については、NEC第500条以降も適用となります。

産業用機械に設置される制御盤は、NECやNFPA 79規格に加えて、UL 508A規格にも準拠していなければなりません。これらの3つの規則や規格に異なる要件が存在する場合、その中で最も厳しい要件が適用されます。たとえば、過電流保護機器の場合、最低値を守らなければなりません。

個人の保護は非常に重要な役割を果たします。機械でスタッフが危険な状態に陥るのを防ぐため、サージ電圧は機械の安全回路に一切の損傷を与えてはいけません。サージ電圧の後の機械のさらなる動作性に関する考慮事項は、ここでは何の関連性も持っていません。

NEC(2017)とNFPA 79(2018)によると、安全回路を備えた産業用機械の電源には、サージ保護機器(SPD)を取り付ける必要があります。これらの機器には必ず、UL 1449規格に準拠した「UL-Listedの認証取得済み」が必要です。さらに、設置場所での短絡電流よりも大きな短絡電流定格(SCCR)も必要となります。

電源用サージ保護機器は、可能な限り給電点の近くに設置する必要があります。機械の設置場所によって適切なSPDタイプ(NFPA 79 (2018)、第7.8条を参照)を選択する必要があります。VAL-USシリーズを使用すると、これが非常に簡単になります:UL規格認定取得済みタイプ1の機器として、それらを設置場所のどこでも使用可能になります。ケーブルを過電流から保護することを検討する必要があります。

NFPA 79規格では、信号とデータテクノロジ用のサージ保護機器は不要です。それでも、それらを機械に設置することは可能です。ここでは、制御エンジニアリングシステムなどの機械通信インターフェース対応のサージ保護機器が推奨されています。

NECおよびNFPA 79の両規格は、全国防火協会から購入、または無料で閲覧可能です。電子版と印刷版は両方購入が可能です。

米国のグリッドタイプ

米国のグリッドタイプ、電圧、またその周波数は、欧州で知られているものとは歴史的理由により一部大きく異なります。産業用機械は、主に「三相スター結線」と「デルタ結線」のグリッドタイプで動作します。しかし、他のグリッドタイプがあります。最も一般的なものは以下に記載の通りです。

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UL 1449に準拠のSPDタイプ

SPDはさまざまなタイプに分類されます。これらタイプは、SPDを設置することが出来る場所の情報を示します。この分類は、雷保護のコンセプトにおける機器性能またはその用途に関する情報は提供しません。このことは記載されている指令または規格では一切言及されていません。

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分類説明
タイプ1 SPDタイプ1 SPDは、変圧器の下流、設備のメインヒューズまたはメイン遮断器の上流に取り付けることができます。
タイプ2 SPD

タイプ2 SPDは、設備のメインヒューズまたはメイン遮断器の下流に取り付けなければなりません。

タイプ3 SPD

タイプ3 SPDは、上流の過電流保護または遮断器との間隔(=ケーブル長)が少なくとも10 m必要です。

製品の要件

VAL-USシリーズの製品は、さまざまなグリッドタイプと電圧でご利用いただけます。それらは、一方ではNFPA 79の「UL-Listed認証」を取得しており、また一方では200 kAの短絡電流定格(SCCR)の要件を満たしている(UL 1449 ed. 4準拠)ため汎用的に使用可能です。

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三相スター結線システム電圧(位相)製品名(製品番号)
三相スター結線277 / 480 V (A, B, C, N, G)VAL-US-277/40/3+1-FM (2910374)
277 / 480 V (A, B, C, G)VAL-US-277/80/3+0-FM (1075896)
347 / 600 V (A, B, C, N, G)VAL-US-347/30/3+1V-FM (1079099)
347 / 600 V (A, B, C, G)VAL-US-347/30/3+0-FM (2910383)
三相スター結線システム電圧(位相)製品名(製品番号)
三相スター結線277 / 480 V (A, B, C, N, G)VAL-US-277/40/3+1-FM (
)
277 / 480 V (A, B, C, G)VAL-US-277/80/3+0-FM (
)
347 / 600 V (A, B, C, N, G)VAL-US-347/30/3+1V-FM (
)
347 / 600 V (A, B, C, G)VAL-US-347/30/3+0-FM (
)
接地型/非接地型デルタ結線システム電圧製品名(製品番号)
接地型/非接地型デルタ結線480 VVAL-US-480D/30/3+0-FM (2910386)
600 VVAL-US-600D/30/3+0-FM (2910391)
接地型/非接地型デルタ結線システム電圧製品名(製品番号)
接地型/非接地型デルタ結線480 VVAL-US-480D/30/3+0-FM (
)
600 VVAL-US-600D/30/3+0-FM (
)

ヒューズ

UL 1449に準拠したタイプ1認定のサージ保護機器は、過電流保護(1)は必要としません。ただし、NECは導体を過電流から保護することを規定しています。したがって、SPDへの導線には過電流保護機器(OCPD)(2)装備する必要があります。

NFPA 79によると、OCPDは、設置される機器のメーカーによってではなく、システム計画者(この場合は機械製造者)によって評価または定義されます。これはSPDにも適用します。サージ保護機器用のOCPDの設計手順は、他のすべての機器と同様です。ただし、SPDには負荷電流がないため、SPDメーカーが指定した情報を接続ケーブル用に使用可能となります。これには、最大接続サイズや最小接続サイズ、また認可されたケーブルの素材に関する情報が含まれています。この情報に基づき、各NECの表を用いて、通常通りサージ保護機器を設計することができます。

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