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INTERBUS-Safety

INTERBUSは産業環境でプロセスデータを伝送する高速バスとして設計されています。その伝送方式とトポロジにより、INTERBUSにはプロセスデータを高速、周期的、時間等距離的に伝送するというきわめてすぐれた性能があります。INTERBUS-Safetyは、安全関連データを送信するこの定評のあるバスシステムを機能的に拡張したものです。

INTERBUS-Safetyプロトコル

INTERBUS-Safetyプロトコル  

INTERBUS-Safetyプロトコル

INTERBUS-Safetyは安全データ交換オプションを追加してINTERBUSシステムを拡張します。セーフティ機能は自由にPC設定可能で、セーフティコントローラのシステムで実行でき、必要な安全入力および出力データを安全なINTERBUS装置との間で送受信できます。

安全コントローラと安全INTERBUS装置はINTERBUS-Safetyプロトコルを通じて相互に通信しますが、これは標準INTERBUSプロトコルと重なっており、安全入力および出力データとデータセキュリティ情報を含んでいます。

ブラックチャネル原理

ブラックチャネル原理  

ブラックチャネル原理

INTERBUS-Safetyとともに使用するブラックチャネル原理で標準ネットワークを通じた安全なデータ伝送が確保されます。このためバスシステムは安全関連タスクを実行せず、伝送媒体としてのみ使用されます。

安全関連および非安全関連データはINTERBUSの合計フレームプロトコルのデータフローに組み込まれています。安全なINTERBUS装置と安全なINTERBUSコントローラだけが挿入されているセーフティプロトコルを評価できます。

INTERBUS-Safetyプロトコルには安全関連データを保護する手段が含まれており、次のエラーを検出します。

  • メッセージの繰返し
  • メッセージの紛失
  • メッセージの割込み
  • メッセージの順不同
  • メッセージの破壊
  • メッセージの遅れ
  • 装置の混在

またINTERBUS-Safetyプロトコルは決定論的に処理するので、所定のセーフティチェーン、つまり入力、安全伝送、処理、出力のセーフティチェーンを通じて応答時間が確認できます。

応答時間

INTERBUS-Safetyシステムでの短時間応答  

INTERBUS-Safetyシステムでの短時間応答

INTERBUS-Safetyシステムの特長は短時間応答であることと停止時間が保証されていることです。セーフティプロセスとは、きわめて短時間に停止を開始できることが必要なシーケンスです。

多くの場合、危険な侵入から必要な停止までの時間はごくわずかです。合計フレームプロトコルの効率が高いため、INTERBUSシステムは低いクロック速度できわめて短時間の応答を実現します。

INTERBUSのサイクルタイムは決定論によるプロトコル処理でこまかく算出できます。セーフティ機能ごとに入力端子台から出力端子台に信号が届く時間が決められており、これが停止時間を保証します。保証された停止時間のベースになるのはセーフティ機能の最大入力処理時間と出力側に指定した停止時間で、それぞれのセーフティ機能で固有の時間です。

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