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コンバインド充電システム(CCS)

汎用充電インターフェースのコンセプト

コンバインド充電システム(CCS)は交流(AC)と直流(DC)どちらでも電気自動車に充電できるシステムです。車両用インレットを介してACおよびDC車両用コネクタの両方で充電できます。つまり車両に必要なインターフェースは1つだけとなります。

  • 従来のAC充電は、夜間にガレージで行うか駐車中に駐車場で長時間かけて行われていました。
  • 急速DC充電は、サービスエリア、レストラン、スーパーマーケット、銀行などで数分で済みます。

Combined Charging System(CCS)はIEC 62196-3およびSAE J1772に準拠して標準化されています。コネクタ形状にはタイプ1(北米)とタイプ2(欧州)があります。このシステムは大手自動車メーカーと共に開発されており、既に多数の電気自動車で使用されています。2013年に欧州委員会はIEC 62196に準拠したCCSタイプ2充電システムの使用を欧州の統一規格として規定しました。

特長

  • 電気自動車の充電における最高の柔軟性
  • 一時的な急速充電とガレージでの夜間充電の両方に対応
  • アクチュエータでのロックと電源用コンタクトの温度モニタリングによって安全に充電
  • 欧州全体と北米全体の1つの充電システム

アクチュエータロック

CCS車両用インレットのアクチュエータロックの図  

CCS車両用インレットのアクチュエータロック

規格で規定されているように、CCS車両用インレットには、電気機械式ロックアクチュエータが装備されています。充電プロセス中に車両用コネクタの側面を固定したり、ピンコネクタパターン内のロッククリップを直接固定します。アクチュエータボルトは高い引張力にも耐えるように設計されています。

温度モニタリング

PT1000温度センサの特性曲線の図  

PT1000温度センサの特性曲線

充電電流のモニタリングも安全な充電プロセスには必要です。システムが過熱している場合(例えば、外気温度が高い場合や過負荷の場合)、これは温度依存型のPT1000測温抵抗体によって検出されます。電源用コンタクトの温度は対応する信号出力から充電ステーションに送信されます。

オーバーヒート時は充電ステーションで充電プロセスを中断したり充電電力を落とすことができます。IEC 62196により、温度上昇は105℃を超えてはなりません。


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詳細
  • コンバインド充電システム(CCS)

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