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熱式機器用ミニチュアサーキットブレーカ

熱式機器用ミニチュアサーキットブレーカのトリップエレメントはサーマルバイメタルでバイメタルと電気加熱エレメントの組合せです。このバイメタルは熱の影響を受けると変形するスチールと亜鉛で構成されてます。電流が大きくなってサーマルバイメタルが加熱されると、スイッチオフメカニズムでトリップします。

熱式機器用ミニチュアサーキットブレーカは正確にスイッチを切る必要がないアプリケーションの代わりに簡単且つ低コストで使用できます。

構造(スイッチロック式)

熱式サーキットブレーカの構造  

熱式サーキットブレーカの構造

この特殊仕様のサーキットブレーカはストリップサーマルバイメタルとともに動作します。機器のスイッチはスプリング式コンタクトメカニズムで切断されます。このスイッチで保護デバイスのオンとオフを手動で切り換えることができます。

設定ねじでスイッチ切断のデフォルト時間を調整します。トリップメカニズムが作動するサーマルバイメタルの予備電圧も設定できます。

公称電流はミリアンペア単位から数十アンペアにまでなります。AC 230 VまたはDC 65 Vまでの使用に適しています。

主な仕様項目:

  1. オン/オフスイッチ
  2. スプリング式スイッチングロッド
  3. スイッチコンタクト
  4. バイメタル
  5. 予備電圧の設定
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回路図

熱式サーキットブレーカの回路図

熱式サーキットブレーカの回路図

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構造(操作レバー式)

熱式ミニチュアサーキットブレーカの構造  

熱式ミニチュアサーキットブレーカの構造

スナップディスクを熱バイメタルとして使用する熱式ミニチュアサーキットブレーカはきわめてコンパクトなサイズの設計です。スイッチコンタクトはワッシャに直接固定されています。このバージョンの特長はバイメタルよりやや高速でブローするトリップ特性です。

基本的に公称電流32 Vのバッテリやボードシステムに組み込まれた回路を保護するために使用します。公称電流は数ミリアンペア~数十ミリアンペアです。トリップした熱式ミニチュアサーキットブレーカはボタンで再び切り換えることができます。小さな公称電流は他の保護デバイスで保護します。

主な仕様項目:

  1. スイッチコンタクト
  2. オンスイッチ
  3. バイメタル

 

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回路図

熱式ミニチュアサーキットブレーカの回路

熱式ミニチュアサーキットブレーカの回路

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トリップ特性

熱式サーキットブレーカのトリップ特性  

熱式サーキットブレーカのトリップ特性

熱式機器用ミニチュアサーキットブレーカのトリップ時間は保留している過負荷電流と周囲温度によって異なります。過負荷が大きくなるとサーキットブレーカはより高速でトリップしますが、小さな過負荷電流でのトリップ速度は遅くなります。公称電流が異なりトリップ特性が同じサーキットブレーカのトリップも特性曲線フィールドからわかります。

熱式機器用ミニチュアサーキットブレーカは明らかに熱に反応しています。周囲温度もトリップ時間に影響を与えます。サーキットブレーカは周囲温度が高ければ簡単にトリップし、逆に周囲温度が低ければゆっくりトリップします。

主な仕様項目:

t = 切換え時間(秒)
xl = 公称電流の倍数/トリップ係数
1 = 特性フィールドの電流範囲
2 = 低い温度範囲のトリップ特性(青)
3 = グループ1のトリップ特性
4 = グループ2トリップ特性
5 = 高い温度範囲のトリップ特性(赤)

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